本場の阿波踊り楽しむ　4年ぶり「ふうれん白樺まつり」開催

第41回「ふうれん白樺まつり」が、19日午前10時から風連町中央公園を会場に開かれた。新型コロナ感染症などの影響で、4年ぶりの開催。恒例の高円寺阿波おどり選抜連や風舞連による軽快な阿波踊りが披露された他、餅の配布やものまね歌謡ショーなど、多彩なアトラクションが行われ、多くの市民でにぎわった。

ふうれん白樺まつりは、実行委員会（委員長・多嶋範宣風連まちづくり観光理事長）の主催。旧風連町時代の1980年から続く初夏の恒例イベントで、風連地区3大まつりの一つとして親しまれている。しかし近年は19年が悪天候で、20年、21年は新型コロナ感染症の影響で中止となり、今年が4年ぶりの開催となった。

例年、ふうれん望湖台自然公園で開催されてきたが、同公園内に設置されているステージの老朽化、来場者の訪れやすさを考慮。今年は市街地の風連中央公園での開催とした。

まつりは、風連御料太鼓による勇壮な太鼓演奏で開幕。 開会式で、多嶋実行委員長が「天気の心配ばかりしていたが、多くの方々に来場いただき感謝している。コロナに負けないという思いで開催させてもらった。皆さん十分楽しんでください」と挨拶。来賓の橋本正道副市長、佐藤靖市議会副議長が祝辞。

会場には、杉並区代表団と東京商工会議所杉並支部の訪問団が来場し、白石高士杉並区教育委員会教育長、脇坂たつや杉並区議会議長、渡辺健司東商杉並支部副会長が、歓迎に感謝した。

午後からは「FUN　FAN」のサックスアンサンブル演奏、「士別ベンチャーズ」のバンド演奏、歌手の沢田研二さんや美川憲一さんのものまねで知られている何ン田研二さんによるものまね歌謡ショーで盛り上がった。 開幕から時間を追うごとに会場には大勢の市民が集い、焼き肉に舌鼓を打ちながらアトラクションを楽しむなど、休日のひとときを家族や仲間と一緒にのんびりと過ごす姿が見られた。

また、本祭前日の18日午後4時から本町特設会場、ふうれん地域交流センターを会場に、白樺まつり前夜祭「にぎわい風っ子ビアガーデン2022」（風連商工会主催）が開催された。

風連中学校吹奏楽部やハルカさんによるステージ、阿波踊りの他、お楽しみビンゴ抽選会などで盛り上がった。