幌馬車から見せた花嫁の笑顔
最初に、下川町上名寄在住 70代の女性からいただいた馬との思い出「幌馬車に乗ってお嫁入り」を紹介する。以下、寄稿から抜粋する。
昭和28年ごろ、友人のお姉さんが嫁に行くとのことで、その当日、庭先には幌馬車があった。これを引く馬の前髪とたてがみを三つ編みにし、赤いリボンで結んであった。幌馬車の中には、優しいお姉さんが花嫁衣裳で腰を下ろしていた。黒の振り袖、角隠しに、真っ赤な口紅でニッコリと微笑んだ。あの笑顔を今も忘れない。
今になって思うけど、あの高い幌馬車に、花嫁衣裳の姿でどのように乗ったのかしら。
下川市街地まで1里半(6km)の砂利路を、馬車に揺られてのお嫁入りだったと思う。
続いて、名寄市在住の70代女性、SSさんからいただいた思い出を抜粋して紹介します。 SSさんは幼少のころ、家に愛馬がいたとのことで、子どものころの記憶に残っている歌2曲をつづってくれました。
愛馬行進曲 「♪く~にを出てからいくつきぞ~共に死ぬ気でこの馬と…、とった手綱に血がかよう」。 めんこい仔馬 「♪ぬれた仔馬のたてがみを、なでりゃ両手にあさのつゆ…、お腹こわすな、風邪ひくな、ほら元気に高くないてみろ、ハイド ハイドウ、ないてみろ」。
愛馬行進曲は、筆者が調べたところ、「愛馬進軍歌」と呼ばれる軍歌の一節が、基になっていると考えられます。めんこい仔馬は、1番と2番の一節と思われます。昭和16年3月公開の東宝映画「馬」の主題歌で、4番まであるようです。
当時、SSさんの家には蓄音機とレコードがあり、蓄音機で歌を聴きながら、奥座敷で遊んでいたそうです。
以上、いただいた思い出。
筆者の活動写真の様子にも触れたい。


筆者(小峰)が下川町で飼っている愛馬「ハナ」(ドサンコ)との活動写真だが、これは2016年6月16日に3度目の「ドサンコポタリング」(自転車と一緒に乗馬で路上走行)を、地元ポタリングサークルと実施したときの様子である。
三の橋、二の橋から市街地へ続く山道(ペンケ方面)コースで、愛馬は起伏に富んだ坂道を物ともせず走った。「下り坂では手綱の紐を伸ばしたり縮めたり、愛馬の体が前のめりにならないよう、足場に応じ調整しながら走らせた」と当時の日記につづっており、今では当たり前にこなしている外乗だが、下り坂でバランスを崩さないように気を使ったものである。
<今回は名寄新聞の2016年3月7日付と2016年7月3日付の掲載記事を基に再構成しました>
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