災厄消除の木札とクリア御朱印 旅の思い出に頒布 最北の鎮守・北門神社で
北門神社では、新型コロナウイルスを含む疫病などの「災厄消除」にと小さい木札の頒布や、光にかざすと美しい「クリア御朱印」の希望を受付けている。
小さい木札は、心身を清めて厄災を払い、無病息災を祈願する夏越の祓を象徴する本殿前での「茅の輪」の設置と共に、6月1日から頒布を開始。
茅の輪をくぐり、1000円を納めた人に木札を頒布。裏面に氏名や年齢を記入し、木札に息を3回吹きかけ、身を撫でる。木札を2つに割り「災厄消除」と書かれた木札を箱に納め、もう1つは御守りとして持ち帰ることが出来る。割札には厄を割る意味も込められ、片方には紐が付いているため、スマートフォンなどの携帯ストラップとしても使うことが出来る。
クリア御朱印は、札幌諏訪神社から始まり、取扱う神社が増えている。北門神社には、日頃から多くの団体ツアー客が訪れているが、各地で御朱印を集めている人などから「記念になるものがほしい」と声があり、導入を検討。神社を維持していく観点などからも取扱いを決めた。
初穂料は1000円。日光などにかざすと御朱印の美しさが際立つ。観光客の記念品や土産品のほか、市民にも手に取ってほしいと呼び掛けている。
同神社禰宜の山本紘輝さんは「新型コロナが5類に移行し、今夏は観光や帰省での来訪も増えるかと思う。旅の思い出にもなれば」と期待を込める。
木札とクリア御朱印は、神社の社務所か授与所で受付けている。
(梅津眞二)
Web掲載日2023年6月12日
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