留萌商工会議所新体制スタート　会頭に大石昌明氏選出　副会頭は宮井氏、堀松氏、串橋氏

留萌商工会議所の新体制を決める第238回臨時議員総会が、1日午後4時から留萌産業会館2階大ホールで開かれ、塚本壽三郎会頭に代わる新会頭に大石昌明氏（52）＝株式会社錦堂代表取締役＝を選出。副会頭に宮井清隆氏（69）＝留萌信用金庫理事長＝、堀松秀樹氏（55）＝三協建設株式会社代表取締役＝、串橋伸幸氏（52）＝株式会社イバヤシ代表取締役＝を新たに選んだ。新型コロナウイルス感染症の拡大やロシアのウクライナ侵攻などの影響もあり、依然厳しい環境下で向こう3年間の留萌経済のかじ取りを託された大石氏は「議員の皆さんの力を借りて、一緒になって留萌に必要なことをやっていきたい」などと述べた。

議員総会には、議員60人のうち委任状を含めて59人が出席。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、出席者にマスク着用や手指消毒、検温を求めたほか、飛沫予防に三役と会員の間にパーテーションを設置するなどの対策を講じて開かれた。

会頭の選出では、塚本会頭が推す大石氏が満場の拍手で選任された。会頭指名の副会頭は宮井氏、堀松氏、串橋氏を新たに起用。専務理事は川村真二氏（65）の再任に同意した。3人の監事と18人の常議員も決まり、令和7年10月末までの3年間、経済界をけん引する新体制がスタートした。

新会頭に就任した大石氏は「議員の皆さんには今の留萌を理解していただき、より現実的に、より実効性の高い要望事項を市や道、国に陳情できる留萌商工会議所でありたいと思う。親身になって必要な意見を話し合い、地域に生かしていけるかという意見の集約の場としていきたい。一人一人が動き、一人一人が会員事業所のため、市民のため、そしてマチのために力を貸してほしい」と呼び掛けた。