【名寄市】
第10回ふうれん街なかマルシェが、3日午前10時から風連町本町イベント広場、市街地一帯で開かれた。大勢の市民たちが集まり、ワンコイン市や産直グループなどによる出店、展示や体験交流企画、ウオークスタンプラリーなど、多彩なイベントで盛り上がった。
風連商工会、風連町商工業協同組合、風連まちづくり観光、風連町商工同友会で組織する実行委員会(委員長・堀江英一商工会長)が主催。
街なか全体を「市場」と見立て、買い物の楽しみと、家族や仲間と市街地を散策する機会を提供することで、街なかににぎわいを創造することを狙いとしている。
多くの地域住民が訪れる中、無病息災の祈祷が行われた。風連神社の濱田啓史宮司が祝詞を奏上。堀江会長らが玉串を捧げるなど、来場者と共に新型コロナの一日も早い終息に願いを込めた。
堀江委員長が「コロナはなかなか終息しない状況で、秋の収穫作業の安全とともに、コロナの1日も早い終息を祈願させてもらった。今日は商店街を巡り、秋の一日をゆっくりとくつろいでください」と挨拶。紅白餅のプレゼントでは、子どもから高齢者までが長い列をつくった。
ワンコイン市には、市街地の商店や食堂などが参加し、100円や500円などで各店舗の特色ある商品を提供。気に入った品々を探していた。
産直グループや関係団体の出店では、もち米の里ふうれん特産館のソフト大福、風連みそ工房の無添加みそ「ふうれん太郎」、Honey marcheの編み物やレジンアクセサリーなど、Piaceの移動販売車によるチャパティーとチーズトルティーヤ、矢内菓子舗(下川)の生クリームあんぱんセットを販売し、にぎわいを見せていた。
また、展示や体験交流企画では、名寄警察署のパトカー展示、記念撮影、交通安全啓発。ほくでんネットワークの電気自動車展示と給電実演。名寄消防署風連出張所では、防火啓発、チラシ・グッズ配布、消防車との記念写真撮影、消火体験が人気を集めていた。
抽選景品付きのウオークスタンプラリーは、市街地商店と特設店舗の25カ所を巡ってスタンプを集め、スタンプ5個ごとに「ガラガラ抽選」1回。全てのスタンプを集めれば10回抽選できた。
来場者は商店街を巡りながらスタンプを押してもらい、会場本部に戻って抽選。特賞の商品券3千円分などの賞品を当てながら、楽しんでいた。
名寄新聞9月6日付掲載 Web掲載日9月12日
道北の求人情報
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る