名寄市曙地区と共和地区を結び、天塩川を渡る南大橋の渡橋式が1978年(昭和53年)8月3日、現地で行われた。名寄地区広域農道整備事業の一環として建設されたもので、完成までに7年、総事業費6億9850万円を投入した。 渡橋式には関係市町村、工事関係者、地元住民ら200人が出席。渡り初めでは3世代夫婦が先頭となり、完成を祝った。
(記者からの一言)
当時はモータリゼーションの進行に伴って交通量が増加していたため、農業用機械車両の通行や農産物の搬出を円滑にすることを目的として、農道整備が進められていた。
名寄地区広域農道は名寄市内の水田地帯を貫いており、現在も沿線の農家が利用しているとともに、国道40号の裏道にもなっている。
一方、最近は核家族が一般的となっており、道路や橋りょうなどの完成式で付き物だった3世代夫婦の出席はほとんど見られなくなっている。
名寄新聞1978年8月5日付・8月14日付掲載 Web掲載日2022年8月18日
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