名寄市立大学・株式会社西條、コラボ企画の商品開発プロジェクト
【名寄市】
株式会社西條(西條敬弘代表取締役社長)と名寄市立大学コミュニティケア教育研究センター(荻野大助センター長)では、学生考案の弁当「免疫力を高める!秋の味覚弁当」を、21日から毎週金・土・日曜日に西條の4店舗で販売する。
同大学では、2021年度に北海道味の素株式会社、Nスポーツコミッション、西條との「なよろ健康レシピ開発プロジェクト」に続いて、本年度は西條とのコラボ企画として商品開発プロジェクトを実施。食材提供で道北なよろ農協(東野秀樹組合長)が協力した。
農協と大学は、学生による農作業の有償ボランティア、青果物の選果場アルバイトでつながりがある。
栄養学科学生が市内の事業者と連携し、市民の健康に寄与した商品開発を趣旨としており、産学の連携や地元食材の活用、地域貢献、学生の経験や学び、研究課題の発見が期待されている。
21年度のプロジェクトでは「野菜たっぷりチキングラタン」「12品目の中華丼」「親子丼」「鮭のコーンフレーク揚げ」の4種類の弁当を販売した。
購入者のアンケートでは、栄養バランスやボリュームを求める意見が寄せられており、本年度はニーズや嗜好調査の結果を踏まえた弁当の商品開発に取り組んだ。
6月からメインメンバー5人、サポートメンバー2人で活動がスタート。7月にミーティングとレクチャーを行い、西條で商品などの説明や厨房、売り場を見学した後、メニュー7点を提案した。
その中から「免疫力を高める!秋の味覚弁当」「レンコンたっぷり!もちもちシュウマイ」「簡単お湯いれ茶漬け玉(韓国風・和風・洋風)」の3点に絞り、レシピを作成して試作した。
今回は土谷由佳さん(栄養学科3年)が考案した「免疫力を高める!秋の味覚弁当」を採用。「きのこの炊き込みご飯」「サバのゆず味噌煮」「かぼちゃのそぼろ煮」「ごぼうサラダ」「ほうれんそうの胡麻和え」「大豆とひじきの煮物」の6品で、キノコのマイタケは愛別産。
カボチャは同農協から提供。名寄産「えびすかぼちゃ」は古くから作付けされている品種で、しっとりとした味わい。
土谷さんは「販売は10月という話を聞いて、秋の旬の食材を使った弁当にしたかった。名寄の10月は寒さが感じられるので、風邪予防になる弁当を思いつき、免疫力を高めるものにした」と話し、カボチャやホウレンソウのビタミンAは粘膜強化。キノコ、もち麦のベータグルカン、大豆のサポニンは免疫細胞活性化に効果があるとのこと。
また、食物繊維や発酵食品のみそは善玉菌の餌となり、腸内環境を整える。
「免疫力を高める!秋の味覚弁当」は、21日から11月20日までの毎週金・土・日曜日限定で、西條の4店舗(名寄店、士別店、稚内店、枝幸店)で販売する。価格は537円(税込み)。
販売が決まって「弁当を食べて秋の旬のおいしさを味わい、ウイルスに負けない体をつくっていただければ。さまざまな協力があって、農協から無償でカボチャを提供していただいた。プロジェクトメンバーからは、おいしさでアドバイスしてくれた。西條には提案した弁当を試作していただき、イメージした通りの再現度が高いものとなり、素晴らしい商品ができた。貴重な体験ができて光栄です」と笑顔で語っていた。
なお、「レンコンたっぷり!もちもちシュウマイ」「簡単お湯いれ茶漬け玉(韓国風・和風・洋風)」は今後の商品化を目指したいとのこと。
名寄新聞2022年10月15日掲載 Web掲載日2022年10月24日
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る