1973(昭和48)年8月8日付掲載 50年前の名寄まつり にぎわった名寄神社祭 仮装パレードに人気 おとぎの世界も出現
名寄まつり(名寄神社例大祭)は1973年(昭和48年)8月4日、宵宮祭で開幕したが、名寄市街は近郊の町村からドッと押し寄せた見物客でにぎわいを見せた。
5日は本祭りが行われた後、みこし行列が出発。名寄青年会議所のメンバーがそろいの法被、ねじり鉢巻きのいで立ちで「ワッショイ」と威勢よく、みこしを担ぎ、まちを練り歩いた。
6日は仮装パレードが行われた。一時的な雨に見舞われたが、市内の目抜き通りは数万人の観衆で埋まり、笑いと拍手が湧き起っていた。
記者からの一言
名寄神社例大祭は毎年、8月4日に宵宮祭、5日に例大祭(本祭り)、6日に後日祭の日程で開かれている。
5日の本祭りで行われる、みこし渡御は現在も続いており、まちを大いににぎわせるとともに、真夏の名寄の風物詩となっている。コロナ禍で2020年(令和2年)から、みこしを担いで巡行するのは中止してきたが、今年は4年ぶりに復活する。
6日の仮装パレードは、後に「北のカーニバル」にリニューアルして続いてきたが、人口減少の影響もあり、参加団体が減少したため、2008年(平成20年)を最後に中止し、事実上終了した。
Web掲載日2023年8月3日
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