テントの歴史は古く、人類が農耕技術を手に入れる前、約3,000年以上も前にさかのぼります。
人類はかつて狩猟採集生活をし、食料を求め移動を続けながら過ごしてきたとされ、
そこで持ち運びが可能な住居として”テント”が登場したとのこと。
当時のテントは現代のような人工的な布をまとう物ではなく狩猟で手に入れた動物の革などを利用し設営していたとされています。
《ゲル》主にモンゴル高原に住む遊牧民が使用している、伝統的な移動式住居
※写真は弊社下川支局記者の私物ゲル
ゲルの室内は一般的に広く直径4 - 6mほどの空間であるため設営には多くの具材が必要で、そのため移動時には人力だけでは厳しく馬などに荷物を引かせ次なる設営地を目指していたようです。
形は、円柱に組まれた骨組みに屋根をかけこれにヒツジの毛でつくったフェルトをかぶせ壁・屋根をつくる。
そこにドアを付け完成。テントと言うには少し無理があるかもしれませんが立派な移動式住居と言えるでしょう。
※豆知識※
ゲルにはいくつか決り事があり、ドアがある正面を南向きにし、南を背に室内では西側が男性の居住空間、東側が女性の居住空間
中央にストーブが置かれ正面は最も神聖な場所とされ仏壇などが置かれたりするそうです
日本のように気分転換で模様替えとはいかないようですね・・・
《ティピ・ティピ―》、アメリカインディアン部族が利用する移動用住居の一種
小さいものは1~2人用の物もあったようですが大きいものでは10人以上で暮らせる大型の物もあったそう。
形状は円錐形構造で、数本の木の棒を一端先端で束ねそれを広げて地面に固定し、その広げた木材に布を覆い壁を作成するきわめてシンプルな形状
室内中央で焚火をし調理などもしていたようです。
その昔は狩りで仕留めたバッファローの革などを利用し天幕にしていて考えるだけでもワイルド感がヒシヒシと伝わってくるのは私だけでしょうか!?
現在ブームのワンポールテントの原型がこのティピ形状。
また、モンゴルのゲルは入り口が南向きでしたがこのティピは太陽の昇る東向きに入り口が設置されます。文化の違いはこんな所でも出るのですね!
《イグルー》エスキモーたちの住居としてメディアにも度々紹介をされている雪氷の住居、ノコギリなどを使い圧雪ブロックを切り出し作る一時的な住居
イヌイットは古来、他の民族と同様に革製のテントで暮らし食料を求めて移動を繰り返していたとされています、しかし一年のほとんどを雪氷と共に生活をするツンドラ地帯のイヌイット達は、
移動中のテント具材の持ち運びに不便を感じたのでしょう・・・ならば現地調達ができる雪氷を利用した住居は作れないものかと・・・
そこで当時の人々はイグルーを作りその後この地帯では天幕テントでは無くイグルーが一般的となったとされている。
ちなみに私も過去何度かイグルーを制作し寝泊りをしたことがありますがワンポイントアドバイスとして一つ書かせていただきます!
ここ道北地方の1月~2月は水分量の少ないパウダースノーの為雪が固まらずブロック作りにものすごく苦労した経験が何度か・・・
もし皆さま作成予定がある場合は3月以降のベタ雪の時期がオススメです!!ひとえにテントと言っても我々が現在レジャー目的で使用しているテントとは違い生きていくための道具としてテント(住居)があったのですね・・・
※上記内容には諸説ございます。
次回は”現代のテントモデル・あなたにピッタリなテント”の話をしたいと思います!
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る