3年ぶりに露店出店　名寄神社例大祭　みこしはトラックで

今年もコロナ禍で例大祭を迎えるため、みこしについては昨年と同様の内容で行う。だが、同会議所と有志は、幼児を中心とした多くの子どもたちに、歴史、伝統あるみこし行事を体験してもらい、行事を盛り上げたい―との思いから、子どもたちがみこし担ぎ体験のできる企画の検討を進めている。

また、中心街での露店出店は3年ぶりに実施する方向だ。みこしと同じメイン行事で、例年、子どもからお年寄りまで多くの人たちが楽しみ、にぎわっているが、感染防止のため、2年連続で中止としていた。

だが、コロナ禍でもできるだけ例大祭行事を実施していきたい―との考えから、感染防止対策の徹底も含め、出店に向けた具体的な実施方法などを協議中だ。

今後の市内の感染状況によって例大祭全体の開催内容や方法が変わる可能性はあり、東委員長は「感染状況の推移にもよる」としながらも、「参加される人たちにも感染防止対策に配慮していただき、コロナ前に近い形で実施して楽しんでもらえる例大祭になればと考えている」などと話している。