下川書道愛好会、4人が全書芸昇段昇級に合格
【下川】
下川書道愛好会(千葉則男会長、会員8人)の伊藤浅子さん(71)が、全日本書芸文化院(全書芸)の「漢字」と「かな」の両部で師範に合格。全国的にも稀(まれ)となる快挙を成し遂げた。矢内春江さん(71)は「かな」で準師範、田村美恵子さんは「漢字」準初段、桑原桂子さんは「漢字」4級に合格した。
下川書道愛好会は1984年、公民館講座受講の町民30人で設立。名寄市の米山秋水さんの指導のもと、古典に立脚した「純正書道」を実践する団体「全書芸」に加入し、古典の臨書を中心に書道の基本を学んでいる。全書芸の昇段昇級試験は毎年1回、7月に行われ、10級から師範までそれぞれの課題に挑んでいる。
「師範」受験は、漢字部では楷書、行書、草書、隷書の4種類、かな部では臨書、創作俳句、創作短歌の3種類を半切サイズ(34・5㎝×136㎝)に書かなければならず、かなりの難関といわれている。
同愛好会では、1993年に田端英雄さん、金子淑子さんを皮切りに伊藤さんも含め、漢字部9人、かな部6人の師範合格者を出しており、現副会長の小原美和子さんと上村睦子さんも、両部で師範となっている。
伊藤さんは2014年に同愛好会に入会。昇段昇級試験はちょうど農繁期の忙しい時期と重なるが、農業の傍ら地道な努力を続けている。今回の試験も夜の静かな時間に黙々と練習を重ねた。
「長く続けられるのは、書道が好きだからだと思う。書道は日本の無形文化財になった。これからの子どもたちにも、この文化を大切にしてほしい」。両部の師範合格に「信じられなかった。コロナ禍で例会も休止になりがちだったけど、米山先生が手本を送って励ましてくれて、一生懸命やり切ることができた」と話す。
矢内さんは「子どもの頃から書道・古典が好きで、もう一度学びたい」と、2014年に愛好会に入会。「みんなが寝静まった後の勉強が至福の時間。毎月作品も出さないといけないが、励まし合える仲間と先生がいるから頑張れる。かな準師範は合格できたけど、これからが厳しいので頑張りたい」。
田村さんは3年前に書道を始めたばかり。「皆さんが親切に教えてくれるし、和気あいあいとして楽しい」とうれしそう。
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る