下川町こども園 元気いっぱい 森遊び 保護者も一緒に自然と親しむ
【下川】
町認定こども園「こどものもり」(古屋いずみ園長)では、3歳以上の園児を対象に月1回程度「森のあそび」を実施、園児の心身を育んでいる。23日には保護者も一緒に楽しむ特別プログラム「親子で森のあそび」が開かれた。
森のあそびでは、NPO法人森の生活(麻生翼代表)と連携し、子どもたちが野外で主体的に遊び、四季の移り変わりを自ら発見、感じることで、たくましい身体、豊かな感性を育んでいる。
園児たちはこの日、保護者と一緒に過ごすことができるため、前日から楽しみにしていた様子。3歳児以上の園児53人と保護者が、クラスごとに同園から用水路の橋を渡って南側隣接の森林「美桑が丘」へ。
森の生活スタッフは、日ごろの森のあそび活動、住民主体による美桑が丘の森林づくり、ダニなどの注意点や対応策を説明。森林に入ると、放牧中の在来馬「ハナ」に出迎えられ「馬にササを食べてもらうことで多様な草花が育ち、森林づくりを手伝ってもらっている」と話した。
自由遊びでは、園児が保護者の手を引いて遊び慣れた美桑が丘の森林を案内。摘み取った草を馬に与えて触れ合い、切り株や枝葉を使って料理のまねをし、倒木の上を平均台のようにバランスを取りながら歩き、低い木に登って飛び降りるなど元気に遊んだ。
保護者たちも「日ごろの子どもの様子が見られてうれしい」と話す。
園児や保護者はこども園に戻った後、一緒に弁当も味わい、楽しいひとときを過ごしていた。
名寄新聞2023年5月26日 掲載 Web掲載日2023年5月29日
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