名寄ピヤシリスキー場オープン、純白のゲレンデにシュプール描く

名寄ピヤシリスキー場が10日午前9時にオープン。初日はリフトが無料で開放され、シーズンを待ちわびたスキーヤーやスノーボーダーが歓声を響かせながら、純白のゲレンデに思い思いのシュプールを描いている。

同スキー場を運営する名寄振興公社では、11月に入りリフト搬器の取り付け作業や、従業員を対象としたリフト救助訓練の他、同月30日には安全祈願祭を開催するなど、オープンに向けて準備を進めてきた。

初日は朝から雪が降り続く天候となったが、ゲレンデの積雪は第2リフト山頂で約50cmとコンディションはおおむね整った。

午前9時の営業開始を前に、第1ペアリフトの乗り場には、多くの来場による列ができた。待望のスキーシーズン到来に、笑顔でリフトに揺られる姿が見られ、子どもから大人までが、それぞれのペースで雪質日本一のゲレンデでの滑りを満喫している。

同公社は「お客さまへのサービスと安全安心利用に向けて、精いっぱいやっていきたい。ぜひ多くのご利用をお願いしたい」としている。

同公社によると、今シーズンも中学生以下のリフト利用は無料。滑り台やトランポリン、ふわふわ遊具などの「キッズパーク」（土・日・祝日営業、利用料金300円）は12月24日の開設を予定。