2004年(平成16年)1月18日 掲載 智恵文中を考える会が発足 休校、廃校も視野に 生徒の減少で将来を模索
生徒数の減少が続く智恵文中学校の将来を地域で考えていこう―と「今後の智恵文中学校を考える会」の設立総会が2004年(平成16年)1月16日、同校で開かれた。
生徒の減少に伴って、同校保護者による懇談が02年から行われ、特認校としての募集体制、小学校との併置、休校した場合の再開校の見通しなどを検討してきた。
意見交換では、特認校制度の活用で人数が確保できた場合に存続し、状況を勘案しながら休校、廃校を決定するとの意見をまとめた。
(記者からの一言)
智恵文中学校は1999年度から特認校制度を導入。2003年度に17人の生徒数だったが、04年度には12人に減少し、一時期は地域で智恵文中学校の存廃について考える事態となった。
その後、特認校制度のPRもあり、近年の生徒数は20人台前半で推移し、18年度は20人、20年度は25人、22年度は22人となっている。
一方、智恵文小学校の老朽化により、小学校を中学校に併設する形で小中一貫校(義務教育学校)を24年度から開校することにしており、現在、校舎の増築工事が進められている。小学校棟の増築をはじめ、体育館の暖房設備更新と内部改修、中学校棟の廊下・階段部分の改修などが行われている。
Web掲載日2023年1月19日
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