宗谷漁協では、秋サケの好調な水揚げが続き、宗谷港と東浦漁港で早朝に漁船から陸揚げし、魚体の選別作業で漁業者は大忙し。浜は活気づいている。 同漁協はオホーツク西部海域の操業。20日現在で20万尾を超え、昨年の同時期に比べ2倍強。9月にこれだけまとまった漁獲は近年にない数字という。 30日朝、第38錦栄丸は1万尾を超す漁獲。宗谷港に入港し、船倉から大きな網ですくい取るように選別する台に揚げると、漁業者が素早く魚体を見極めてオス、メスなどに仕分け作業を繰り返し息を切らせた。
萬金直承船長は「全ての網が入ってから獲れだした。9月にこんなに獲れることはないなあ」と声を弾ませた。魚体は少し大きくなってきたという。 例年、漁獲のピークは10月10日くらいまで。奈良満組合長は「このまま順調に水揚げを伸ばしてくれれば」と期待を寄せた。
管内全体で121万尾を超す1尾あたりの単価も高値で推移
宗谷海区漁業調整委員会では、20日までの管内秋サケ定置網漁の漁獲状況をまとめた。最盛期を迎えた管内全体の水揚は121万9379尾で前年同期比126・5%、金額も35億458万6000円で同比126・8%と伸びている。1尾あたりの平均単価は同比7円高い2874円の高値。山本重人事務局長は「管内全体で良い水揚げになっている。今後もこの調子が続いてくれれば」と話した。 11日から20日の中旬期は、オホーツク西部地区が枝幸、頓別、猿払村、宗谷4漁協合わせて90万364尾で、前年比125・9%。金額は26億2212万3000円で同127・8%。日本海北部は稚内漁協のみで水揚げは3万8889尾で同145・8%。金額も9213万4000円で同122%。 本格化した秋サケ定置網漁。解禁からの漁獲は、オホーツク西部が同126・4%。上旬期まで前年並みだった日本海北部は、中旬期で同129・3%と伸びた。魚体(目回り)は1尾あたりの平均重量が3・05kgでまだ小さく、今後大きくなることが期待される。 また、利礼特採は5万3952尾で、同84%となっている。
各漁協別の累計水揚げ尾数は次の通り。 ▽枝幸67万9398尾(前年比118・6%)▽頓別9万4206尾(同91・9%)▽猿払村18万1357尾(同127・3%)▽宗谷21万390尾(同201・2%)▽稚内5万4028尾(同129・3%)。
(塚本岳人)
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