【下川町】
下川商業高校3年の山岡祥大さん(17)が、日本商工会議所主催の簿記検定(日商簿記)1級に合格。大学卒業レベルの難易度が高い検定で、受験する多くは大学生や社会人となっており、合格率はわずか10・1%。高校生で受験するのはまれで合格も非常に少なく、高校在学中の合格は快挙といえる。
山岡君は名寄市出身で、検定取得へ手厚い補助制度がある下川商業高に進学。簿記・会計の学びが楽しくなり、夢中で勉強に励む。1年の3学期から群馬県の高崎商科大学進学を目指している。
日商簿記2級を取得すると、同大学プロジェクトによる同1級を目指す講義が受けられ、同1級または全国経理教育協会主催「簿記能力検定上級」(全経簿記上級)の取得で、学費全額免除の特待生試験を受けることができるが、昨年6月に日商簿記2級に合格。同大学プロジェクトの税理士や会計士によるウェブ講義で勉強を始め、今年2月に税理士試験受験資格となる全経簿記上級も受験して合格し、特待生試験の受験資格も取得した。
日商簿記1級は6月12日に名寄市内「よろーな」で受験。同1級は取得難易度が高く、深い会計知識が求められる。商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算の4科目で構成。合格ラインは各科目で正答率40%以上をクリアし、全体で正答率70%以上だが、山岡さんは正答率85%で合格した。
8月1日に合格発表を受けて「取れると確信して挑んだが、終了間際に間違いに気付き、直すのに間に合わなかった問題もあった。合格できて良かった」。発表翌日には札幌市内で税理士試験のうち「会計学2科目」を受験し「手応えはあった」と言う。
簿記を学び続けようと、目指す職業を「税理士」から「公認会計士」に転換。「8月に高崎商科大の合宿に参加したとき、これまで教えてくれた公認会計士にも話を聞き、もっと簿記を勉強して、会計のプロフェッショナルになりたいと思った」と話す。12月11日に会計士試験(短答式)に挑む。
「高崎商科大に進学できたら、公認会計士のもう一つの試験(論文式試験)も早いうちに合格したい。英語も学びたい。プロジェクトの後輩にも会計を教え、人材を育てていけるようになりたい。監査法人で経験も積みたい」と語り、日々勉強を重ねる。
名寄新聞9月1日付掲載 Web掲載日9月5日
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る