豊富町出身　成田選手春高バレー出場

豊富町出身の成田陽介君（18）が所属する東海大札幌高男子バレーボール部が、このほど開かれた春高バレーの北海道代表決定戦で優勝し、来年1月4～8日に東京体育館で開かれる全国大会に2年連続で出場する。成田君は3年生で、今回が高校最後の大会となるが「練習したことすべてを出して、昨年のベスト16を超えたい」と意気込む。

成田君は小学校1年生から町内のバレーボール少年団に入りバレーをはじめ、豊富中3年生の時には全国大会にも出場。高校は地元を離れて、道内でも全国大会に数多く出場するなど名門校である東海大札幌高に進学した。ポジションは小学校時代からセッター。

同校の春高バレー出場は2年連続48回目。昨年の春高バレーは3回戦で惜しくも敗退し全国ベスト16。成田君は前年の春高バレーの全国大会からスタメンとして出場している。 現チームの魅力はアタッカーがレフト、ライトの両サイドが高く、ミドル（センター）

器用でどこからでも強い攻撃ができること。成田君は昨年の結果を超えたいと大会へ意気込んでいるほか、1回戦目の対戦相手である崇徳高（広島県代表）に対しては「コンビネーション攻撃が多いので、スパイクレシーブを頑張ってあげて、2本目をしっかりエースに繋ぐ、東海札幌らしい戦いをしたい」と力を込めている。

豊富町出身の成田君が高校のバレーボール最高峰の大会に出場することに対して地元関係者たちも「ぜひ活躍してもらいたい―」とエールを送る。

（中村和紀）

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Web掲載日2022年12月19日