下川町民文化祭、作品展に加え３年ぶり芸能発表

下川町民文化祭が、10月30日午前9時から午後4時まで公民館で開かれ、幅広い世代が展示や芸能発表を通し、地元文化活動に触れた。

同実行委員会が主催。開催期間はこれまでの2日間から1日に短縮させた一方で、新型コロナウイルス感染症対策のため中止になっていた芸能発表を、感染症対策を徹底した上で3年ぶりに実施。恒例の町民囲碁大会も開催した。

芸能発表は11団体延べ120人が出演した。午前は下川小4年生のダンス・歌・演奏、下川中と下川商業高の各吹奏楽部演奏、町内唯一の無形文化財「上名寄郷土芸能」、下川渓流太鼓や大正琴の演奏が披露された。

午後は中央老人クラブの踊りに続き、プルメリア下川の幅広い世代の女性メンバーが、華麗なフラダンスを発表。地元ダンスサークル「FunFunもりもりDance」も初出演して注目を集め、ダンス好きの子どもと大人が元気いっぱいの踊りを披露した。

締めくくりは下川歌謡研究会とカラオケ愛好会。ベテラン会員に混ざって、若い世代の会員も熱唱して会場を盛り上げた。

作品展示では17組が出品。陶芸、俳句、木工芸、書道、手芸、絵画、リメイクバッグに加え、キッズスクール、障害者支援施設、デイサービス、森の生活（美桑が丘活動紹介）、小中高校児童生徒の作品も展示され、世代間交流を深めた。

例年と比べ展示する団体や作品の数は減少したが、個性光る数々の作品が、来場者を楽しませた。