名寄市、初めてのチャレンジデー参加 早朝から多くの市民が汗 各種スポーツを展開 職場や学校でも
1994年(平成6年)5月25日は、スポーツや運動の参加率を競う国際チャレンジデー。名寄市も「市民健康づくりチャレンジデー」として国内ゲームに参加し、早朝からラジオ体操会などの行事が実施された。職場や学校、各種団体で運動やスポーツに取り組み、多くの市民が汗を流しながら健康づくりへの意識を高めた。
名寄市では、国際姉妹都市のカナダ・オンタリオ州リンゼイ市(現・カワーサレイクス市)とスポーツの参加率を競うヘルシーコンペを開催していたが、スポンサー企業が手を引いたことなどを理由に、リンゼイ市から中止の連絡が入った。
中止の連絡以前から準備を進めてきたことや、これまで継続してきた健康づくり行事を中断させたくないとの考えから、1994年から国際チャレンジデーの国内ゲームに参加している。
日本では、笹川財団が主催して1993年(平成5年)から毎年5月の最終水曜日に開催。人口規模がほぼ同じ自治体とスポーツや運動の参加率を競っている。2020年(令和2年)は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止した。
全国最大級の住民参加型スポーツイベントとして発展してきたが、近年は国内の社会環境が急激に変化しており、少子高齢化、人々の価値観の多様化、社会課題の複雑化なども影響し、現在の全国一斉開催による形態では、運動・スポーツ習慣者を増やすという目的の達成に限界もあり、今年でチャレンジデーの全国一斉開催を終了することになった。
最後のチャレンジデーは5月31日の午前0時から午後9時まで開催する。名寄市では朝のラジオ体操会、市民綱引き大会、歩行能力測定会・ノルディックウォーキング講習会、市内体育施設の無料開放などを実施する(詳細は名寄市ホームページに掲載)。昨年までの対戦成績は13勝15敗である。
Web掲載日2023年5月25日
道北の求人情報
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る