【名寄市】
名寄産業高校(坂野裕悦校長)酪農科学科による「みずならショップ」販売会が、16日午後4時から同校名農キャンパス敷地内の同ショップで開かれた。同ショップは今回を最後に閉店が決まっており、19年間という伝統ある取り組みとして惜しまれながらも、生徒たちが丹精込めて作った乳製品や農畜産品が飛ぶように売れ、好評だった。同校では、名寄農業高校時代の2001年度に加工施設を新設。農畜産物の生産をはじめ、乳・肉・農産加工製造に注力。試行錯誤を重ねながら03年度に農畜産物加工販売所「みずならショップ」をオープン。同ショップは、酪農科学科の生徒が実習で栽培、製造した商品を販売するもの。授業成果を広く市民に知ってもらうとともに、食品製造に対する責任感や接客態度を身に付けることなどを目的とし、多くの市民から好評を得ている。店名は、同校敷地内の原生林に自生する凜としたたくましいミズナラの木々に由来。農業教育を学ぶ生徒たちもたくましくあってほしいと願いを込めた。これまでの間、名寄農業高校から名寄産業高校への統合や、新型コロナ感染症拡大など、同ショップ販売もさまざまな苦境に立たされてきたが、地域住民に支えられてきた。23年度には、名寄産業高校と名寄高校の再編統合による新設校が開校する。名寄産業高校の閉校(25年3月)まで2年ほどあるものの、生徒や教職員数の減少により、同ショップの維持が困難となっており、閉店を決断した。販売会では、一度の入店は5人までに制限し、来店客には整理券を発行して車内で待機してもらい、商品の袋詰めはセルフサービスとするなど、感染防止対策を徹底。商品はゴーダチーズ、スカモルツァ・ビアンコ、味噌風味チェダーチーズ耀、アイスクリームなどの乳製品をはじめ、スモークチキン、ベーコン、アスパラフィナンシェ、パウンドケーキ(4種類)、トマトジュースなど19品目約500点を用意。開店前から多くの地域住民が訪れ、販売開始が告げられると5人ずつ入場。目当ての品を次々と買い物かごに入れる様子が見られ、開店から45分ほどでほぼ売り切れ状態に。入場者の受け付けや手指消毒、レジ打ちなどの作業を担当した1、2年生8人は、忙しそうに対応するなど活気を見せた。併せて、同ショップ前では、カボチャの重量当てクイズも行われ、多くの来店者が挑戦していた。来店者は「おいしく、安心して食べられるのが魅力。また、ミズナラの大木に囲まれたこのロケーションもすてきで、みずならショップが閉店してしまうのは、とても残念」。授業の一環で、名農キャンパスを訪れ、生徒たちの成果品を味わったり、バター作り体験などをしたことがあるという小学生たちは「フィナンシェやベーコンなどがとてもおいしく、みんなでやってきました。みずならショップがなくなってしまうのは、とても悲しい」と閉店を惜しむ声が聞かれた。同校によると、加工品については、今後も月に1回程度、道の駅「もち米の里☆なよろ」や「よろーなSHOP」で販売していく計画。
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る