北門神社祭・神輿渡御 350人が威勢良く 担ぎ手が全力 夏のイベントに華咲かせ
北門神社祭は本祭の5日、市内各所で恒例の神輿渡御。昨年は新型コロナウイルス感染防止対策で担ぎ手の人数を最小限にしたが、今年は26団体から約350人が参加。威勢良い掛け声が響き渡り、市街地が活気付いた。
前日の宵宮祭は生憎の雨模様だったが、5日は晴れ間が広がり、絶好の祭り日和。昨年は行程のほとんどを車両で巡回し、終盤の一部で神輿を担いだが、今年は平時と同じ対応に戻した。
神輿は3基。うち1基は車両に載せ、2基は企業や団体などから腕っぷしの男性陣が中心となって担いだ。午前9時の打ち上げ花火の合図で神輿が出発。神社から宝来地区を折り返し、稚内市役所や市立稚内病院などのバス通り、大黒のオレンジ通りなどのあと東地区活動拠点センターから国道40号へ。中央地区に入り神社に戻った。
昼が近づくにつれて日差しが強くなり、担ぎ手は額に汗をにじませながら「ワッショイ!」と威勢良い掛け声。男性は力を込めて神輿を担ぎ、女性達は特大のうちわをあおぎながらサポート。沿道では地域の人や担ぎ手の家族などが温かく見守り、コロナ禍前の賑やかな光景が広がった。
担ぎ手達とともに練り歩いた同神社の山本泰照宮司は「コロナ禍前の平時並みの内容となり、地域住民も喜んでくれている。神輿渡御では天候にも恵まれて良かったです」と笑顔を浮かべた。
(原拓弥)
Web掲載日2023年7月10日
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