城山蓮花さんが準優勝　Ｂ＆Ｇ全道大会剣道の部で　加藤市長に結果を報告

風連剣道スポーツ少年団（西尾是人団長）所属で風連中央小学校5年生の城山蓮花さんが、B&G北海道ブロック・スポーツ交流交歓会「剣道の部」で準優勝の好成績を収めた。12日午後4時半に市役所名寄庁舎を訪れ、加藤剛士市長らに結果を報告した。

B&G施設のある道内市町村を対象とした交流大会。剣道の部は9日に空知管内浦臼町で開催された。

城山さんは小学生の部個人戦に出場。男女合わせて12人が出場し、トーナメント戦で優勝を争った。

試合は3本勝負の2本先取。城山さんの1、2回戦の相手は1学年上の6年生男子、準決勝は6年生女子と対戦し、3試合とも得意の面で勝利した。

決勝戦の相手は6年生男子。相手に1本を先行されたが、城山さんが面で取り返して1対1に。最後の3本目は、互角の展開で試合時間の2分が経過して互いに1本を奪えず延長戦に突入。

1回目の延長戦でも勝負がつかず、2回目の延長戦で相手に1本を奪われ、健闘したが惜しくも敗れた。だが、対戦相手が1学年上に加え、4人中3人が男子だった中、見事、準優勝に輝いた。

報告に訪れた城山さんは「昨年は1回戦負けだったので、勝ててうれしかった。来年は優勝したい」。

また、23日に札幌市で開催される北海道少年剣道大会に同団の団体メンバーとして出場することも報告し、「試合で勝てるように頑張りたい」と抱負を語った。

加藤市長は「準優勝おめでとうございます」と健闘をたたえ、「剣道は勝ち負けだけではなく、鍛錬して極めてほしい」と今後の活躍に期待を寄せた。