10年ぶりに商店街で開催 人気の直売に長蛇の列 なよろアスパラまつり ガチャや玉子まき盛り上がる
【名寄】
「なよろアスパラまつり2023」が、27日午前11時から南6丁目名寄せ通り商店街で開かれた。旬を迎えている新鮮な名寄産アスパラの直売は、今年も長蛇の列ができる人気だった他、アスパラを使ったイベント限定グルメが味わえる屋台やキッチンカー、多彩なステージイベントもあり、多くの来場者でにぎわった。
同実行委員会の主催。名寄産アスパラの道内外PRや商店街活性化などが目的で、商店街での開催は10年ぶりとなった。
開会式でなよろ観光まちづくり協会の栗原智博副会長、加藤剛士市長が「商店街の協力を得て10年ぶりの街中開催となった。ここでしか味わえないアスパラグルメやイベントなど大いに楽しんでほしい」などと挨拶した。
オープニングステージでは、北鼓童なよろによる華麗な演舞とちびっ子隊のかわいらしいよさこい踊りで会場を盛り上げた。
開会式に合わせてアスパラ購入の整理券も配布。地元産の新鮮アスパラの直売で毎回人気を集めており、今回も配布開始前から長い行列ができた。全部で1200袋用意(1袋500㌘で、Lサイズ800円、2Lサイズ900円)され、午後1時から販売され、飛ぶように売れて完売となった。
ユニークなアスパラガチャも人気を集めた。訳ありアスパラを格安値段で販売するもので、1回300円でガチャガチャを回して出てきたカプセルの中に100、200、300、500㌘、1㌔の5種類の重さが書かれた紙が入っており、当たった重さのアスパラをもらえるガチャガチャを会場内に用意。300円で最大1㌔のアスパラを買えるチャンスがあることから、ガチャガチャの前には長蛇の列ができ、即完売となっていた。
メインステージ前で行われた小学3年生以下対象の「玉子まき」にも多くの子どもたちが集まった。実行委員がステージ上からピンポン玉をまき、玉の色に応じて菓子や卵などと交換できる企画で、子どもたちは楽しみながら玉を拾い集め、賞品と交換して喜んでいた。
また、障害物を設置したコースをランニングバイクで走って順位を競う「アスパラアスレチックレース」(小学2年以下対象)の他、阿波踊りや一輪車演舞などの各種イベントも盛り上がった。



名寄新聞2023年5月30日 掲載 Web掲載日2023年6月5日
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