全道少年剣道錬成大会・団体戦低学年の部 稚内白樺が準優勝 強豪相手に臆せず剣道教室きっかけに入団が増え

稚内白樺剣道少年団が、9日に帯広市で開かれた全道少年剣道錬成大会・団体小学生低学年の部で準優勝。団体のメンバー5人のうち、3人が稚内剣道連盟による剣道教室出身者。過去の団員確保の取組みが功を奏し、初出場での〝準V〟に選手や保護者、関係者が喜んでいる。 団体メンバーは先鋒古川征宗君（東小3）、次鋒石田龍星君（港小2）、中堅坂口柚希君（東小4）、副将工藤圭悟君（東小3）、大将熊谷虎明君（東小4）と、監督で稚内高校2年の熊谷愛唯さんが一丸となって挑んだ。

4年生以下の26チームが出場。13チームがA、B各ブロックのトーナメントで、勝ち上がった2チームが決勝に進んだ。 稚内白樺は、初戦で網走剣連に4対1（勝ち本数7対2）、2回戦で釧路寿に3対0（同5対0）、準々決勝で砂川錬心会に3対0（同6対0）、準決勝で江別東に3対1（同3対1）で快勝。 決勝は道内屈指の強豪・音更柳町を相手に0対2（同1対3）で敗れたが、大舞台で戦い抜いた稚内の子ども達にとって、大きな経験となった。 少年団関係者は「団員のうち、剣道教室参加をきっかけに稽古を続けてくれていることで2、3年かけてチームをつくることが出来た」と、取組みの成果を実感。また、かつては週3回の稽古だったが、2020年のみどりスポーツパークの供用開始で週4回に増やすことができ、個々の技術やチームワーク向上に繋がっている。

（梅津眞二）

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