月夜に雪原を乗馬で散歩
2020年1月9日、初の試みとして、満月直前の明るい月に照らされた雪原で乗馬を楽しんだ。
下川町内では、NPO法人森の生活が、満月の夜に積雪の森林を歩く「ムーンウオーク」というイベントを開いている。筆者も何度か参加し、神秘的な光景に感動した。
筆者は町内でドサンコ(和種馬)のハナを飼っていることもあり、「ムーンウオーク」に影響を受け、満月の夜に乗馬をしてみたくなった。
当日の朝、あらかじめハナを調馬策で走らせておき、日が暮れてから再び妻とハナの放牧地へ。日没後、いつもは真っ暗闇になる牧草地が、満月やその前後には月明りに照らされた積雪で周囲が十分見える。予想通り作業や運動が可能となった。
雪原でスノーシューを履き、ハナと一緒に散歩した後、ハナに乗って走らせてみたが、ハナはどんどん加速して激走。
月夜で興奮気味なのか、寒くなると元気になるためマイナス16度まで冷え込んでいたからなのか。曲がる際には念のため、手綱を短く持って加速を抑えた。
走り続けるうちに極端な加速をしなくなり、満足したようだ。そこで、ハナに乗った状態でスノーシューを履いた妻と一緒に、しばし雪原を散歩した。
月夜を乗馬で走るのは、日ごろと違った楽しみはあるのだが、一緒に歩く側からすると「馬が見えづらい」とのことで、馬との触れ合いを目的とした場合、日中のほうが向いているようだ。
さらに「ムーンウオーク」は「森林」が奥深さを生んでいると感じた。散歩をメインとした場合、「雪原」だけでなく適度な木々があると、より魅力的な内容になりそうだ。
<今回は名寄新聞の2020年1月26日付掲載記事を基に再構成しました>

馬に関する思い出を募集します。ちょっとした出来事でも歓迎します。氏名、住所、年齢、連絡先、馬との思い出などをご記入の上、メール(komine@nayoro-np.com)でお寄せください。読者の皆さんと馬の魅力を振り返ることができたら幸いです。
(筆者・下川支局の小峰が馬を飼う理由、この連載の趣旨についてはこちら)
https://dohoku.net/09e42b5952b546bcb07c6a48bda01c7b
道北の求人情報
道北ネットとは道北ネットサービス利用規約お問合せ
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る
愛馬と触れ合う園児たち
愛馬と触れ合う園児たち