北海道福祉のまちづくり賞受賞、名寄東中学校ボランティア部
【名寄市】
名寄東中学校ボランティア部(野間井大雅部長、部員9人)が、長年にわたる福祉活動が高く評価され、「北海道福祉のまちづくり賞」を受賞。部員たちは、2日午後4時半に市役所名寄庁舎を訪れ、加藤剛士市長と岸小夜子教育長に受賞の喜びを報告した。
同賞は、「北海道福祉のまちづくり条例」に基づき、障がい者や健常者に関係なく、全ての人たちが住みやすい地域づくりを進めることを目的に、北海道が表彰しているもの。
賞は3部門に分かれ、福祉的配慮に優れた公共的施設や公共交通機関の施設整備など(多機能トイレや障がい者に配慮した出入口整備など)を対象とした「公共的施設部門」。障がい者・高齢者などの自立と社会参加を支援する活動を対象とした「活動部門」。障がい者や高齢者の自立支援用具開発などが対象の「福祉用具部門」となっている。
本年度は、公共的施設部門に6件、活動部門に1件、福祉用具部門に5件の応募があり、このうち4件が受賞した。
同校のボランティア部は今回、活動部門で受賞。2007年に創部し、「誰かのためになる活動を」をコンセプト、「自分たちの成長にもつなげていけること」を目標に活動している。
デイサービスセンターでの高齢者との交流をはじめ、特別養護老人ホーム清峰園での車いす清掃、学校敷地内花壇の雑草取り、赤い羽根・緑の羽根の校内募金活動など福祉に関わる幅広い活動に取り組んでいる。
受賞は、これらの長年にわたる活動が高く評価されたものだ。
名寄庁舎を訪れた野間井部長は、活動を支えてくれた関係者に感謝しながら受賞の喜びを報告。「これからも誰かのためになる活動に取り組みたい」と抱負を語った。
また、各部員たちも「花壇の雑草取り活動では、『きれいになったね』と声を掛けられ、達成感があった」「仲良く楽しく活動して地域に役立つことができてうれしい」「人前で何かをするのは苦手だが、活動を通して地域の人が笑顔になるのはうれしい」などと活動を振り返った。
報告を受けた加藤市長は「おめでとう」とたたえ、「伝統ある活動が受賞となり、皆さんの努力のたまもの。献身的な活動はなかなかできることではなく、これからも続けてほしい」。岸教育長も「皆さんの活動が認められてうれしい」とし、「目立たない活動だが、社会にとっては大切な活動。これからも活動のバトンをつなぎ、活動を積み重ねてほしい」と激励した。
名寄新聞2022年11月5日付掲載 Web掲載日2022年11月14日
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る