第5回日本最北端わっかない平和マラソン(実行委員会主催)は4日、同マラソンコースで盛大に開催。快晴の下、稚内や全国各地からフルマラソンの部に481人、ショートの部に408人の計889人が出場し、健脚を競った
フルの部は新型コロナウイルス感染拡大の影響で2019年以来3年ぶり。男子の部でゲストランナーのSUBARU陸上競技部、照井明人選手が大会新記録の2時間17分59秒。女子は東京都、野崎加奈子さんが3時間25分39秒でそれぞれ初優勝した。
フルの部スタートの宗谷岬では、大会長の工藤広市長が「ランナー、ボランティアスタッフなど関係する全ての方に感謝。稚内の景色を楽しみ、平和への思いを感じ取りながら完走して頂きたい」と挨拶。工藤市長の号砲でランナーが一斉にスタート。この日は気温は23度前後だったが、風がほとんど無く、強い日差しが暑さを感じさせた。ランナーは海岸線を抜け市街地に入り、ゴールの北防波堤ドームを目指した。
男子の部で優勝した照井選手は初出場で、19年までの大会記録2時間20分28秒を更新し初の2時間10分台をマーク。照井選手は「当初は30km地点でペースアップを考えたが、余力があり25kmから上げた。風が無かったことが幸い。来年も稚内で走りたい」と述べた。
2連覇をかけたゲストでプロランナーの川内優輝選手は、2時間22分18秒で惜しくも2位。ゴール後、「途中までは大会記録を更新できるペースだったが(照井選手と)駆け引きする中で自分のペースが落ちてしまった」と振り返った。 女子優勝の野崎さんは「稚内にはバイクや自転車で良く来るが、こんなに風が無い日は初めて。天気が良く、利尻富士を見ることが出来た」と喜んだ。 稚内市民ランナーの中で、男子は山田真吾さんが2時間58分40秒で総合10位、女子は福原利奈さんが3時36分26秒で総合5位だった。 ショートの部は複数回に分け8km、5km、2kmの部門ごとに水夢館前をスタート。ノシャップ方面に向かって折り返し、ゴールの北防波堤ドームを目指した。出場者の多くが地元の小中学生や親子のペアなどで、温かい声援を受けながら汗を流していた。
フルの部は完走者が439人で完走率が91%に達し、前回に比べ4ポイント上昇。ショートの部は全員が完走した。
大会成功に欠かすことが出来ないボランティアスタッフの存在。今回は新型コロナウイルスの影響もあった中だが、市内外から約400人が協力。大会前の本部等の設営、スタートやゴール地点、コース要所の給水所、交通誘導などで支えた。 今回は稚内市役所の職員をはじめ、各企業や団体、個人、学生などがボランティアで参加。各自が担当する部門で汗を流した。
このうち、フルの部はコース要所に給水所を設け、ランナーの疲れを癒した。スタートから26km地点(声問)では、市職員や北洋銀行関係者を中心に10人が担当。阿部雄佑さん(水夢館勤務)は「長距離を走る中、体力回復に繋げられるよう努めたい」と語った。
(梅津眞二)
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る