5年ぶりに全道大会へ 名寄ピヤシリサッカー少年団 U-12道北地区予選で優勝
【名寄】
「2023ロバパンCUP第55回全道(U-12)サッカー少年団大会」の道北予選が、1日になよろ健康の森で開かれ、名寄ピヤシリサッカー少年団(谷口直寿団長)が5年ぶりの優勝を飾った。見事に全道大会の出場権を獲得し、関係者を喜ばせている。
同予選には地元の名寄をはじめ、下川・美深合同、士別の3チームが出場。試合は総当たりのリーグ戦で行われ、29日から札幌市で開催される全道大会の出場を懸けて争った。
初戦は名寄対下川と美深の両少年団合同チーム。名寄が序盤から試合を優勢に進めるとともに、得点チャンスを確実にものにして点数を積み重ね、9対2の大差で圧勝した。
2試合目は士別対下川・美深合同で、11対1のスコアで士別が勝利。これにより、得失点差の関係で士別は最低引き分け以上、名寄は勝利が条件に。
事実上の決勝戦となった名寄対士別は、互いに一歩も譲らない互角の試合展開となったが、名寄の斎藤琉翔君(西小5年)が先制点を奪い、1対0でリードして前半を終了。
後半も一進一退の攻防戦が続く中、名寄の倉口翔琉音君(同)が待望の追加点。直後に士別の猛攻を受けて立て続けに失点して同点に追いつかれたが、残り時間が少なくなったところで、倉口君のスルーパスを受けた名寄の今井楓玖君(名寄小6年)が開いてキーパーを落ち着いてかわして勝ち越しとなるシュートを決めた。
これが決勝点となり、3対2で名寄が勝ち、5年ぶりに予選で優勝して全道大会出場を決めた。
キャプテンの鷹巣湊君(南小6年)は「予選突破できてうれしい」と振り返り、「全道大会では一つでも多く勝てるよう頑張りたいです」と意気込みを語った。
名寄新聞2023年7月20日 掲載 Web掲載日2023年7月31日
道北の求人情報
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る