【名寄市】
市内日進地区のなよろ健康の森北側に位置する「森と水辺のゾーン」では、球状にたくさんの花を付ける「スノーボール」が美しく咲き、訪れる人の目を楽しませている。花の世話をする市内在住の水間政光さんは、「現在は緑がかっている花が目立ち、全体では6分咲き程度。これから日一日と感動してもらえるような花になっていくので、ぜひ多くの人に見てもらいたい」と話す。
「スノーボール」は、スイカズラ科カマズミ属の樹木で、和名は「ヨウシュカンボク」。原産地はヨーロッパからイギリス、北アフリカで、開花時期は6月から7月まで。数多くの白い小さな花びらを球状に付けていくのが特徴で、花は同種同属のオオデマリにも似ている。
この「スノーボール」は、雪質日本一の名寄の美しい雪のイメージを夏にも表現しようと、名寄市役所の職員自主研究グループ「T・P・O」が 2009年の春から栽培をスタート。白く美しい花のトンネルに仕上げることを目標に、近年は同グループから引き継ぐ形で、水間さんが手入れをしている。
樹木は南北に延長50mにわたり、左右12本ずつ計24本を植栽。アーチ状に組まれたアルミパイプ(農業用ビニールハウスの骨組み)に沿って上へ上へと成長。樹高は2・5m程度に成長し花のトンネルを形成している。
9日現在の花の様子は、野球ボールからソフトボール程度の大きさの花が目立ち、色は真っ白のものから緑色のものまでとさまざま。緑色の葉とひしめき合うように咲く白い花が美しいコントラストとなり、太陽の光を浴びながら日一日と成長している。
水間さんは「あと2年もすれば、左右に植栽しているスノーボールが完全なアーチ状につながる予定」という。
栽培開始から13年目。害虫対策や冬期間はハウスの骨組みに積もった雪の雪下ろし、2日に1回の水やり、スノーボールが植栽されている箇所やその周辺に生える雑草は、くわを用いて1本1本取り除くなど、訪れる人に喜んでもらおうと、丹精込めて花の世話に当たっている。
また、花のトンネルの散策路は、たくさんの落ち葉を敷き詰めた上に土をかぶせものを、幾層にも重ねて腐葉土としており、歩くとふわふわした不思議な感触を楽しむこともできる。
スノーボールが植栽されている場所は、なよろ温泉サンピラーに向かう途中の道道日進名寄線沿いに位置。入り口には案内看板も設置した。
水間さんは「ハウスの骨組みは、日進地区の老人クラブの方々から寄贈していただいたもので、地域の方々の支援に感謝している。花を見に来てくれた人に、喜んでもらえることがうれしく、たくさんの人に訪れてもらえれば」と語っている。
名寄新聞6月11日付掲載 Web掲載日6月20日
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る