失敗しない！？テントの選び方！

今から約20年前、私はアウトドアの経験はほぼありませんでしたが、自転車旅に憧れ近所のホームセンターへ行き何もわからぬまま一人用テントを購入しました。

自転車にテントや荷物を括り付けいざ旅に出発！

クタクタになった体に鞭を撃ちテントを設営してみるといくつか気になることが・・・

それは　”重い”そして”狭い”狭いといっても私一人が寝るだけであれば十分なスペースですが荷物もテントの中に入れるとなれば・それは・それは・・・

今週はこんな私のように自分の目的に適していないテントを選んでしまわないようこの記事を通じて少しでもお役に立てればと思っております！

【突然ですが質問です】

Ｑ1．テントを選ぶポイントとしてまず、あなたは何人でテントを使用（就寝）する予定ですか？

Ｑ2．そのテントを持って”なに”で？出かけますか？くるま？自転車？歩き？それとも・・・？

Ｑ3．食事はどこで食べますか？何を食べますか？テントの中で食べる？外で食べる？BBQ？お鍋？スーパーで買ったお惣菜？

この3つの質問の答えがあなたに適したテントへと導いてくれるはずなので覚えておいて下さいね！

まずはＱ1．何人で使用？？

我が家は4人家族だからテントは4人用で良し！と思い購入した場合、各メーカーによって多少は異なると思いますが

基本的にテント使用人数の表記は大人1人が寝るスペースとして55cm×180cmがJIS規格サイズとなっておりそれを基準に何人用かの記載がされています、そのためテント使用人数の表記と実際に使用する人数が同じ場合荷物などを収納するスペースが無くなってしまいます・・・となると荷物置き専用のテントをもう一つ用意するか、もしくは、荷物もテントの中に入れ就寝スペースが狭くなってしまうなどせっかくゆったり寝れるはずのテントもギューギューで寝にくい！なんてことも・・・

テントの形や種類にもよりますが、ゆったりと快適に過ごすためには表示されている使用人数よりもプラス1-2人の使用人数の物を選ぶとよいのではないでしょうか。

またのちほど紹介いたしますが荷物などが多い場合は”前室”の大きいテントを選ぶと良いですよ！

Ｑ2．なにで移動しますか？

車で移動の場合はそれほど気になる項目ではないですが移動手段が”電車・バス”など交通機関を利用したりもしくは歩いたり、自転車となれば最大の敵は【重さ】と【テント収納時サイズ】です。

テントだけ持っていくのであれば何とかなるかもしれませんが基本的には他のキャンプ道具も必要となるので車での移動ではない場合、意外と【重さ】と【テント収納時サイズ】は重要なポイントとなりますね！

Ｑ3.食事はどこで食べますか？何を食べますか？

食事は就寝するテントの中でBBQを食べます！！と言う方はまずいないでしょうが

実際雨や風などを考えるとタープもしくはテント内でゆっくりと食事を楽しみたいですよね・・・

例えば、食事はスーパーで買ったお惣菜などであれば室内でガスコンロ（火器）を

使用することもなく一酸化炭素中毒の心配はあまり気にしないでよいと思いますが

やはりせっかくのキャンプ！開放的な空間を楽しみながらおいしいお酒とＢＢＱだ!!となれば前文でも書きましたが”前室”があるテントや食事専用のテントが必要になってくるでしょうね！

ここからは、実際に3種類のテントを見てみましょう！

《ドーム型テント》キャンプ初心者の方からベテランの方まで愛用者の多い定番とも言えるモデルがこのドーム型テント

※写真.ドーム型テント1.2.3

ogawa  ピスタ5

https://www.store-campal.co.jp/products/detail.php?product_id=93

※写真提供：ogawa（キャンパルジャパン株式会社）

人気理由の一つとして言えるのが”建てやすさ”と”丈夫さ”ではないでしょうか！

また”前室”には靴やリュックなど多少の荷物も置けるのがありがたいですね。

しかし上記Q3.でキャンプではＢＢＱなど食べたい！という方には少し前室が狭いので違うモデルが良いかもしれませんね！

※前室とは=テント入口にあるスペースの事を指します、写真○で囲んだ場所です、靴や荷物を置いたりするスペースとして重宝しますがもう一つの使い道として、テント内での火（ガス）を使う調理は一酸化炭素中毒の恐れがありますのでガス等で調理をする場合は換気を十分にとりこの前室で調理をしてください！

※メーカーによってはドーム型テントでも前室がない物もございます。

ドームテントの形状は全方向、半円形な為、突風などが吹いても風がもろにテントに直撃するのではなく上手い具合に四方八方へと分散してくれるのです

その為風の吹く方向や地形を考慮したテント位置を比較的考えずに建てられることからも初心者の方にオススメです！

《2ルーム型テント》

見ての通り、広い前室（リビング）と寝室をあわせもっているのが2ルーム型テントの特徴

※写真.ツールームドームテント4.5.6.7

ogawa  ティエラ5-EXII

https://www.store-campal.co.jp/products/detail.php?product_id=4217

※写真提供：ogawa（キャンパルジャパン株式会社）

人気の秘密は何を隠そうこの前室＋寝室の2つのスペースです！

ドーム型テントに比べ多少重量がありテント設営に慣れるまで少々苦労することもありますが広々とした前室ではBBQをしたり大切なキャンプ道具を雨風にさらしたりする事無く前室に保管できるなどメリットは苦労以上にあるのではないでしょうか！？

家族や友人同士など大勢でのキャンプを予定しているのであれば、食事中の雨風もかわせゆったりと過ごせるこの2ルームテントがオススメです！

《ワンポールテント》

近年ものすごい勢いで人気なのがこのワンポールテント

※写真.ワンポールテント8.9.10.11.12

ogawa  ピルツ15 T/C

https://www.store-campal.co.jp/products/detail.php?product_id=114

※写真提供：ogawa（キャンパルジャパン株式会社）

このテント形状のモチーフとされているのは前回の記事で書きました、アメリカインディアンの”ティピー型テント”です。

写真でも分かるようにテントの背は高く８角形（円錐）構造ですので室内は広々とし解放感は他のテントと比べかなりあるのが特徴

また、決められた位置にペグを撃ち、棒を１本立てるだけで設営ができるのも人気の１つではないでしょうか！

ワンポールテントは上記２モデルと異なり”前室”が無くテント出入り時に雨などが入ってきてしまうなどの悩みもあるようですがタープ等と連携しワンランク上のキャンパーを目指してみるのも良いのでは？

写真のモデルはキャノピー（写真赤○）が付いているモデルなのでタープを張るのが難しいなど初心者の方には特にオススメです！

オシャレで解放感があり、何よりもキャンプ場で”目立つ”このワンポールテントはいかがでしょうか！！！以上、今回は３モデルをご紹介させていただきました。

この他にも色々なモデルがありますので是非この記事を参考に自分に合うテントを探してみてください！テントは楽しいレジャー時だけでは無く災害時にも重宝しますので是非【一家に１テント】なんて合言葉があっても良いのではないでしょうか！？

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