【下川町】
下川商業高校(島瀬展成校長)3年生35人の販売実習会が、23日午前11時から下川町内の元寿フードセンターと名寄市内の西條名寄店前で開かれた。名寄開催は昨年に続き2度目。下川での開催は初となり、にぎわいを見せていた。
販売実習は、同校の商業教育の総まとめとして毎年3年生が実施。生徒自身が販売戦略を練り、商品の仕入れから、魅力を伝える研究、接客練習などを重ね、地元特産品を販売している。
例年、札幌で開催しているが、生徒の郷土愛、地元とのつながりを深めるため、今年は下川、名寄でも開催した。
下川会場では、町産の手延べ麺、トマトジュース、菓子、シイタケ、酵素卵と加工品、フルーツトマト、蜂蜜、生徒が開発したトウモロコシを練りこんだ手延べうどんなどに加え、苫前商業高や士別翔雲高が開発した商品(菓子や飲料、珍味)も販売した。
小雨がぱらつく時間帯もあったが、オープン1時間前から徐々に客が訪れ、オープン時には30人以上が来場。その後も客足は途切れることなく、レジ前には長い列ができ、昼前には売り切れる商品も出始めた。
来店した地元の高齢者たちは、「札幌では毎年、販売実習が開かれているが、下川では初めての開催なので、楽しみにしていた」「若い生徒たちと触れ合えるのが楽しい」「まち中に活気が生まれた。このような空き店舗を活用して、定期的に販売してくれたらうれしい」と話し、地元住民の同校に対する関心と期待の高さがうかがえる。
生徒たちは同校の法被を身にまとい、マスクとフェイスシールドの両方を着用、手指消毒も徹底するなど感染症対策にも気配り。練習の成果を発揮した接客応対で、テキパキと行った。
下川在住の生徒、清水雪乃さんは「こんなに人が来てくれるとは思わなかった。接客しがいがあって楽しい。聞かれるとは思っていなかった商品の質問もあり、もっと詳しく商品を知る必要がある。地元の方たちに高校生の様子を感じてもらえたらうれしい」。小野寺匠さんは「地元でこのような機会をいただけて、うれしい」と語る。
名寄会場も、同様のにぎわいを見せた。
7月1日には、丸井今井札幌本店の特設会場でも午前10時半から午後3時まで販売実習会を開くことになっており、今回の経験を生かしたい考えだ。
名寄新聞6月25日付掲載 Web掲載日7月4日
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る