白く美しい花咲かせる　道立サンピラーパーク　アナベルが見ごろ迎える

道立サンピラーパーク・花の丘レストハウス正面の花壇などでは、白い球状の花「アナベル」が見頃を迎えている。

アナベルは、北アメリカ東部に自生するアメリカノリノキの変種を品種化したアジサイ。花期は7月から8月で、分岐した茎の頂部に半球状に花を多数咲かせる。蕾の頃は淡い緑色で、花が咲くと純白となる。

同園を管理する名寄振興公社によると、アナベルの苗木は、2018年にスタート。同年6月に「パークサポート倶楽部」と、サンピラーパーク建設に携わった道建設部や市職員OB、コンサルタントなどで構成する「サンピラーパークを愛する会」により、レストハウス正面花壇に250株、19年にも250株を植栽。冬越しの刈り取りを行うなど大切に管理。 その後も、20年にサンピラー交流館前、やすらぎの庭（同交流館南側）、園路に200株。21年と今年6月には風の丘に200株ずつを植栽した。

同公社によると、今月23日の降雨の影響により、2～3割のアナベルが倒伏してしまったとのことだが、白く美しい花々が来園者の目を引き、楽しませている。