多くの来場者で大盛況 名寄産業高が野菜苗販売会
【名寄】
名寄産業高校(八丁正樹校長)の野菜苗販売会が、25日午前11時から同校名農キャンパスで開かれ、多くの市民が来場して大盛況だった。
実習生産物を地域住民に販売し、産業人としての倫理観を養うことなどを目的に毎年実施。市民からの人気が高い恒例の販売会となっている。
今年も野菜苗は生徒たちが種から育て、酪農科学科2、3年生8人(各学年4人)が種植えとポット上げを担当。名寄高校との統合で2年後に閉校を控え、生徒募集停止で1年生がいないことに伴う人数不足だったが、2、3年生はできるだけ多くの地域住民に提供しようと、野菜苗約500鉢を用意した。
また、当日の販売会も生徒たちで運営。レジや自家用車で来場した人たちの交通整理、整理券配布なども行った。
開店前から行列ができる人気ぶり。会場の温室には、生徒たちが丹精込めて育てたキュウリやトマト、ナス、ピーマンなどの野菜苗7種類の野菜苗が並び、来場者は品定めしながら買い求め、目当ての商品をいち早く手にする姿などが見られ、飛ぶように売れて大いににぎわっていた。
名寄新聞2023年5月27日 掲載 Web掲載日2023年6月5日
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