モコモコ冬毛の季節が…!
今回の話は2018年3月末につづったもの。その時期をイメージしながら読んでいただけると幸いです。下川町の降雪シーズンは10月から5月上旬です。
筆者の飼う北海道和種馬(通称・ドサンコ)のハナは、下川町三の橋の厩舎(きゅうしゃ)付き放牧地(借りている場所)で冬を越している。
雪に覆われる冬は、毎日仕事の合間に三の橋の牧場まで2往復し、ハナの朝の調教運動や手入れに加え、朝と夕の除雪や寝床掃除、餌あげなどがあり、3~5時間、馬の世話で時間を費やす。
ドサンコは野生の馬に近く、自力で北海道の冬を生きる。厳しい風雪に当たることで、極寒に耐えられる冬毛も育つ。
環境に適応して毛皮が寒冷地仕様になっており、毛もサラブレッドなどのような薄く光沢のあるものではなく、毛皮の下にさらに毛皮を着ている状態で、モコモコとしている。
その冬毛をきちんと育てれば、極寒も問題なくなる。そのため厩舎付きだが、年中放牧を基本とし、外でも餌が食べられるように気を配っている。
積雪時期の餌は、地元で刈り取られた乾燥草(ロール)。食べ具合や体格を見ながら、必要な分量を与えている。
ハナとの運動は、夏場には草原や路上を乗馬で走り回るが、冬は運動スペースでの調教が中心。離れた場所から指示して円状に走らせる「調馬策運動」をがっちり行う。
加えて乗馬も鞍(くら)を付けず、裸馬で乗ることが多い。裸馬で乗ると馬の背中の体温が直接、自分の尻に伝わり、極寒の冬でも体を温められる。鞍に頼らずにバランスを保つので、バランス感覚も一層つかめる。
そんな積雪シーズンももうじき、終わりそう。3月に入ってハナの冬毛も抜け始めている。春には自転車と乗馬で走るドサンコポタリング、市街地付近の林間放牧も再開する。馬を通じて多くの方と触れ合いたい。
<今回は名寄新聞の2018年4月2日付掲載記事を基に再構成しました>
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る