サマーフェス予選でアベック優勝 名寄ミニバス少年団 男子2年連続、女子初 加藤市長に喜びを報告
【名寄】
名寄ミニバスケットボール少年団(鯖戸貴也代表)の男女チームが、「第2回北海道ミニバスケットボールサマーフェスティバル㏌ KITAMI」の予選に出場し、見事、アベック優勝を果たした。男子チームが2年連続、女子チームは初優勝し、両チームとも上位大会の出場権を獲得。団員たちは、12日午後5時に市役所名寄庁舎を訪れ、加藤剛士市長に喜びを報告した。
同フェスは小学生が対象。予選は稚内・名寄・留萌地区合同で、1、2の両日、美深町で開催。名寄少年団も含め、男子の部に6チーム、女子の部に4チームが出場した。
この予選で優勝した男女各チームは、29日と30日に北見市で開催される同サマーフェス(全道大会)の出場権が与えられる。
男子の部は3チームずつの予選リーグを行い、上位2チームずつが決勝トーナメントで出場権を争った。予選で名寄少年団は、稚内のチームに82対8、留萌のチームに84対18で圧勝して1位通過を決めた
決勝トーナメントは、準決勝で枝幸チームに81対22、決勝で士別チームに89対21の大差で勝利。予選も含め、全4試合とも相手を寄せつけない強さで勝ち、2年連続で予選を優勝した。
昨年準優勝だった女子チームは総当たりのリーグ戦。今シーズン1度も勝てていなかった稚内のチームに、最終の第4クオーターで逆転し、38対36の僅差で勝利した。
稚内チームと同様、今シーズン1勝もできていない士別チーム戦も、接戦の末、43対35で勝負強さを発揮。
羽幌枝幸合同のチームには60対14の大差で勝ち、見事、3戦全勝で初優勝を飾り、アベック優勝を果たして上位大会の出場を決めた。
出場報告では、男子チームキャプテンの坂口雄飛君(南小6年)は「昨年の全道大会は全敗で悔しかった。この経験を生かして1勝を目標に頑張りたい」。女子チームキャプテンの鬼原彩梨さん(西小6年)は「今まで勝てなかった相手に勝てたのは支えてくれたコーチや保護者のおかげ。全道大会では全力プレーで1勝したい」と抱負を語った。
加藤市長は「優勝おめでとう。男子は相手を寄せつけない結果で、全道大会では目標達成に向けて頑張ってほしい。女子は素晴らしいチームワークで大きな結果を収めており、全道大会では今まで見たことのない景色を見て1勝を目指してほしい」と激励した。
名寄新聞2023年7月14日 掲載 Web掲載日2023年7月15日
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