シラカバ林に居心地良い景観生む馬


今回の話は馬のある暮らし4年目の2018年、2年目となる下川町一の橋市街地の放牧の話。馬がいることで、シラカバ林の景観が見違えるように居心地の良い空間に変わっていく様子がうかがえた。
筆者が飼うドサンコのハナを、2018年も9月3日から28日まで、下川町一の橋市街地の神社通りで出張放牧した。
一の橋での放牧は、同地区に住む友人たちと地区を盛り上げようと、昨年に続いて共同で実施した。三の橋の通常放牧地からの移動は乗馬。地元自転車サークル「リンリン倶楽部」の皆さんと一緒に走った。
昨年、同地区に住む方から「もっと長く放牧して」との声もあったため、放牧期間を2倍に増やし、若い世代から高齢の方まで、幅広い住民がハナに会いに来てくださった。
放牧地にはリビングルームとして使えるようテントを設営し、時々、ハナを眺めながら夕食を楽しみ、寝泊まりもした。
森林に囲まれた一の橋で寝ていると、発情する野生エゾシカ、野鳥やエミューの鳴き声、近くで草をはむ愛馬、いろいろな音が聞こえて、豊かな自然を感じさせられた。
ハナとの調教、運動を兼ね、乗馬で一の橋市街地を何度も走った。ルートを変えながら隅々まで巡り、1日に3周することもあった。
道中、地域の方と挨拶を交わせるのもうれしい。ハナと一緒に小田原喜代吉さんの富士桜庭園にも遊びに行った。
9月16日には、一の橋の放牧地で、町内や同地区の住民、自転車サークルと野外料理交流。炭火焼きやダッチオーブンで調理した地元産野菜や川魚をぜいたくに味わい、ハナとの触れ合いや乗馬も楽しんだ。ハナがつないだ交流だ。
ハナの放牧前、そこには背丈の高い雑草でうっそうとしていた。ハナが草をはみ、踏み慣らすことで、短い若草のみが転々と残った。樹木の低い場所に伸びた若い枝葉も食べ、枝打ち効果まで発揮。
見通しの良いシラカバ林になり、地面を落葉が覆い、秋らしい居心地の良さそうな広場に生まれ変わった。
ハナは、この後、三の橋の放牧地で長い冬を迎えるが、その前に紅葉巡りに続く。


<今回は名寄新聞の2018年10月29日付掲載記事を基に再構成しました>
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