名寄産業高校の木村君と植村君、日本学校農業クラブ全国大会へ
【名寄市】
名寄産業高校酪農科学科1年の木村瑛君と植村颯太君は、第73回日本学校農業クラブ全国大会に出場する。1年生が全国大会に出場するのは珍しいという快挙で、木村君、植村君とも農業鑑定競技会に出場することになっており「勉強してきた知識を本番で生かしたい」と意気込んでいる。
全国大会は、各都道府県の持ち回りで開催(コロナ禍で2020年度の「静岡大会」は中止)。
本年度は10月26、27の両日、石川県、富山県、福井県で「北陸大会」として開催し、大会式典は石川県金沢市の同県立音楽堂、農業鑑定競技会は福井県福井市の同県産業会館を会場に開かれる。
農業鑑定競技会は、農業、園芸、畜産、食品、農業土木、生活などの分野が設けられており、木村君、植村君とも畜産の分野で出場する。
畜産分野では、鶏や豚、牛、飼料、農業機械、農業経営、加工、動物バイオテクノロジーなどのジャンルから出題され、全40問あり、選択問題25問、記述問題13問、計算問題2問を解答する。
単純に用語を覚えるだけではなく、幅広く派生して出題されるため、さまざまな知識が問われ、難易度も高くなっている。
同校からの全国大会出場は3年ぶり。農業鑑定競技会は高校3年間にわたる学習の積み重ねにより出場を果たすことが多いため、1年生は珍しいとのことで、独学で勉強に励んできた。
今年8月、岩見沢市で開かれた農業クラブ全道大会の農業鑑定競技会で、木村君が最優秀賞、植村君が優秀賞に輝き、全国大会出場を決めた。
全道大会で、植村君は「自分が勉強してきたことをしっかり発揮できた。いろいろなことを覚えないといけないが、他の学校は2、3年生が多く、授業で学んできたが、1年生は半年しか授業を受けていないので、知識が少ない中で先生の協力をいただいて、独学で勉強してきた」。
木村君は「競技会では緊張した。今まで勉強してきて結果につながるかどうか不安だったが、最優秀賞という結果を出せて安心した。産業高校の農業クラブは少人数ということもあって、1年生のうちから他の学校の同学年よりも経験ができてよかった」と振り返る。
全国大会に向けて、植村君は「ここまで短い期間で勉強してきたことを、本番で生かせるように努力していきたい」。
木村君は「全道大会は貴重な体験だったが、1年生で全国大会はさらに貴重なので、次の年へ生かせるような経験としたい」と意気込んでいる。
2人とも幌延町生まれで実家は酪農。進路は「今はいろいろ考えているところ」とのこと。
名寄新聞2022年10月26日付掲載 Web掲載日2022年10月31日
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る