「わがまち」 コロナ禍を生き抜く「カーブス名寄店」筋力維持が健康の源
名寄新聞社通信員 金子
カーブス名寄店は西條百貨店の2階にある女性だけの30分フィットネスクラブです。
全国展開の店舗だそうで道北エリアでは稚内と名寄にあるそうです。名寄店にはたくさんの会員さんがおり、皆さん好きな時間にきて筋肉トレーニングをして帰っていかれるとのこと。私の友人にも会員になっている人がたくさんいます。「カーブスに通うことで健康を維持できていると思う」と友人たちが言います。確かにみんなとても生き生きとして元気なのです。カーブスとはどのような所でどのようなトレーニングをするのだろうと気になっていました。今はコロナの状況も分かってきて、友人たちも以前のように通っているそうですがコロナ初期の頃には控えていたと話す友人もいます。コロナ禍の中、今どのような状況なのかをお聞きしてきました。
カーブスと書かれたドアから中に入ると、初めてみる色々なトレーニングマシンが広い室内の床面に円を描くよう距離をおいて置かれています。室内は開放的で明るくて女性にとっては居心地の良い空間です。
お話を聞いてみると、コロナが流行り始めた頃に、全国のスポーツジムでクラスターが出たことで、通うことを心配される方が増え、止めたり休んだりされる方が多かったそうです。その為に一時期は1カ月半ほど休業したとのことで、その後もしばらくはそのような状態だったそうです。ですがコロナの日々が続き、シニアなど特にこもりがちになったことで身体の調子が悪くなり、自らカーブスを訪ねて来られる方や戻ってこられる会員さんが増えてきたとのこと。今は以前に戻りつつあるとのことでした。
コロナの対応としてはトレーニングマシンも以前より間隔をあけて設置し、会場を広く使って密にならないような工夫をしているとのことです。室内あちこちに消毒液も置かれ、換気もとても気を付けているとのことでした。トレーニング時間も30分ほどなので、今は皆さんマスクをつけ安心してトレーニングに来られているということです。
会員の年代は60代70代の方が多いそうですが、小学生や20代30代から最高齢では80代後半の方まで多岐にわたっているとのことです。最高齢の方は、外見は60代くらいに見えるほどお元気ということですのでトレーニングの効果が出ているのですね。年をとり何もしないでいると筋肉量は下がるばかりですが、コンスタントにトレーニングを続けていると、減ることを防げるばかりか増やすことも可能なのでしょう。
カーブスのクラブとしてのモットーは「地域を健康にする」ことだそうです。高齢化社会になり、誰もが年をとっても健康で暮らしていたいと願っています。そのお手伝いの一環をカーブスは担っているということになります。健康でいたいとの思いがあるから、江差や音威子府そして和寒の遠路からも通っている会員がいるのでしょう。
また、カーブスが昔からの地域のデパートである西條の2階にあるということも、主婦たちにとっては行きやすいといえると思います。カーブスでトレーニングをして帰りに買い物が出来るというのもとても便利で、「行こう」という気持ちが自然にわいてくると思います。それが長続きする理由の一つかもしれません。会員同士の口コミで新規会員さんが増えるのもうなずけます。
1日30分コースで2週間に5回くらいで十分効果があるそうです。毎日出かけるのはきついですがこのくらいなら通いやすいと思います。月に1回は身体の状態を知るための測定として、筋肉量、体脂肪率、ウエストなどのサイズチェックをするそうです。数字を見ることでまた励みになるのかと思います。
今テレビなどでも筋肉体操が注目されています。私も取材を通していくつになっても、筋力を維持する事が健康の源なのだと気付かされました。健康に興味のある方はお買い物ついでに訪ねてみるのもよいかもしれませんね。
名寄新聞社通信員 金子
カーブス名寄店 住所:名寄市西4条南8丁目1 西條 2F TEL:01654−3−8161
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