【名寄市】
「第44回なよろ産業まつり もち米日本一フェスタ」が、8月28日午前9時半からなよろ健康の森で開かれた。コロナ感染拡大の影響で3年ぶりの対面開催となり、大勢の来場者たちでにぎわいを見せながら、名寄産の新鮮な野菜をはじめ、三重県の伊勢名物「赤福」、岡山県名物の「きびだんご」の販売、餅まきなどで人気を集めた。
名寄市、道北なよろ農協、上川農業改良普及センター名寄支所、名寄商工会議所、風連商工会などで組織する同まつり実行委員会(委員長・加藤剛士市長)が主催。
例年、市内外から多くの来場者が集まるイベントで、コロナ感染防止の観点から2020年と昨年は中止し、対面での開催は3年ぶり。人気が高い牛の丸焼き、野菜詰め放題、子ども向けの「ミニエクスプレス」などは取りやめた。オープニングで名寄太鼓保存会「源響」の力強いばちさばきに続いて、加藤市長が「コロナ禍だが、開催しよう―と準備に尽力された全ての関係者にお礼申し上げたい。 基幹産業の農業の良さを内外に発信し、商業、工業、建設業、林業など、さまざまな産業を知って―とイベントブースを設けており、一日を堪能してほしい」。来賓の中野秀敏道議会議員、成田譲山形県鶴岡市藤島支所長、北海道米アンバサダーの高岡由衣さんと小渕美慧さんも挨拶した。
開場とともに販売をスタート。新鮮で豊富に取りそろえた名寄産の野菜をはじめ、牛肉、豚肉、牛乳などを格安で提供し、飛ぶように売れていた。名寄市の姉妹都市、山形県鶴岡市藤島町の物産販売も行われた。
さらに、名寄産もち米も使っている伊勢名物の「赤福」、岡山県名物で廣榮堂の「きびだんご」が高い人気を集め、買い求めようとする人たちの長い行列ができていた。
餅まきはコロナ感染拡大防止のため、整理券を配布して人数を制限し、オープニング直後と閉会前の2回実施。飛び交う餅をキャッチするなど盛り上がりを見せた。
ステージイベントでは「なよろもちつきチャンピオン決定戦」で14代目の「なよろもち大使」を決定。4組がエントリーし、臼ときねで威勢よく餅つきを披露した。
おいしさ、つきっぷり、ユニークさなどで審査した結果、19年から13代目「なよろもち大使」を務める、もち米農家の山家智彦さんと会社員の高橋華菜さんが防衛し、14代目「なよろもち大使」に輝いた。
コロナ禍でイベントがなく、もち大使としての出番がなかった中、山家さんは「2年近く餅つきをしていなかったが、うまくつけたと思う。名寄のもち米のPRを頑張っていきたい。徐々にイベントが増えて餅つきができれば」。
高橋さんは「久しぶりに餅をつくことができて、楽しかった。引き続き、もち大使として頑張りたい」などと意気込みを語っていた。
その他、北鼓童&ひまわりちびっこ隊のヨサコイ演舞、6STEPSのダンスショー、バンド演奏、農業をテーマとした「アグリクイズinなよろ」を繰り広げた。
ドン菓子の実演と販売、子ども縁日、木の香りがする「森の香水」作り、木工体験「トントンコーナー」も用意された。
また、名寄建設業協会が初めて参加し、職業体験プログラム「N's CRAFT(エヌズ・クラフト)」を実施。
子どもたちが左官や重機オペレーター、かんな掛け、小屋を建てる体験を通して、建設業への関心を深めていた。
名寄新聞8月30日付掲載 Web掲載日9月5日
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る