【名寄市】
名寄市主催のスポーツ団体組織統合検討会議が、15日午後1時半から「よろーな」で開かれた。名寄のスポーツ全般のより一層の推進などに向け、一般社団法人名寄市体育協会(吉田肇会長)、風連町スポーツ協会(日根野正敏会長)、Nスポーツコミッション(会長・加藤剛士市長)の発展的な統合を検討しようというもので、意見を出し合った。
市は、総合計画の中で重点プロジェクトとして「冬季スポーツ拠点化」に取り組んでいる他、スポーツによるまちづくりも進めている。だが、各種スポーツ施策を進める中で、体育施設の老朽化や人口減少に伴うスポーツ団体の衰退、行政と民間の関係団体の連携不足など課題が見えてきた。
このため、課題解決には時代にマッチした組織への見直しや、管理が各団体で異なっている体育施設の一元管理による施策・事業の相乗効果と効率的な運用に加え、行政と民間の体育・スポーツ組織を統合して方向性を一本化し、競技団体などの意見を施策に反映できる仕組みづくりが必要との考えをまとめた。
これに伴って市は、現行の同コミッションの法人化に向け、名寄と風連の両協会に統合の検討を提案し、会議開催の運びとなった。
初となったこの日の会議には3団体の関係者が出席。加藤市長が「今年2月に提案させていただき、両団体で意見交換してもらい、今日の会議を迎えることができた」と協力に感謝し、「スポーツの振興は市民の心と体の健康だけではなく、地域コミュニティ活性化の側面もある。初めて同じテーブルでディスカッションする今日をキックオフとし、丁寧に議論を重ねたい」。
吉田、日根野両会長も「手と手を取り合い発展することを期待したい」などと挨拶。
担当する市総合政策部スポーツ・合宿推進課が、新組織体制と将来像で「スポーツ分野の地域商社とし、スポーツツーリズムなどによる収益を見込んだ事業展開。行政や競技団体などと連携したジュニア育成。スポーツイベントの誘致、運営支援、開催、施設管理、スポーツビジネス創出など、市民の健康を考えた取り組みや稼ぐことのできる組織としたい」などと説明した。
意見交換では、協会側から「統合した場合の業務量増加に伴うスタッフ体制はどうなるのか」との質問が出された。 加藤市長は「状況に応じて必要な専門的人材を投入して運営することも考えられる」と答え、理解を求めた。
この他に協会側から「統合した場合も現在の加盟団体に対する活動支援は継続してほしい」との要望も出された。 統合を検討する具体的な話し合いは次回の検討会議から行われる。
名寄新聞7月17日付掲載 Web掲載日7月25日
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る