未来へ飛躍・発展を誓う、名寄高校創立100周年記念式典
【名寄市】
名寄高校(鈴木究校長)の創立100周年記念式典が、15日午前9時半から市民文化センターエンレイホールで開かれた。1世紀の歴史や伝統を振り返りながら節目の年を祝うとともに、未来への飛躍と発展を誓った。
同校は1922年(大正11年)、旧制の名寄中学校として創立。48年(昭和23年)に新制の名寄高校となり、50年に名寄女子高校と統合し、大橋地区に開校。75年に名寄工業高校(現・名寄産業高校)を分離し、徳田地区へ移転。2005年(平成17年)に現校舎が完成した。
来年4月には名寄産業高校と統合し、普通科と情報技術科による新「名寄高校」としてスタートする。
記念式典は2部構成で、第1部で鈴木校長が歴史を振り返りながら「幾多の困難も乗り越えながら、2万数千名の人材を世に送り込んだ。生徒の皆さんには、先輩たちが築いてきた歴史や伝統の重みを感じながら、未来に向かって自分をつくり、地域で価値をつくる力を身に付けてほしい。次年度には名寄産業高校との統合を控えており、新設校の魅力化に向けて具体的に議論。次の100年へ新しい時代、未来に向けて、皆さんと一体となって本校を発展させるよう努力していきたい」と式辞。
梅野博創立100周年記念事業実行委員長が「100年の間に2万人を超える優秀な人材が地域社会のあらゆるところで活躍。道北の名門校として確固たる地位を築いた。輝かしい歴史や伝統を築いたのは、教職員や保護者によるご指導のたまもの。先人たちの功績をしのびながら感謝をささげ、さらなる100年に向かって、羽ばたく名寄高校の発展、生徒の希望を育む起点となることを願いたい」と挨拶。
来賓の大鐘秀峰道教育委員、加藤剛士名寄市長が祝辞を寄せた。
歴代校長、歴代PTA会長、永年勤務者への感謝状贈呈が行われ、受賞者代表で第27代校長の佐賀聡さん(19年4月~21年3月勤務、現・北広島高校長)が「2年間の勤務でいろいろな印象が残っており、一つは名寄産業高校との統合に向けたあり方で地域の方と準備。もう一つはコロナ感染拡大で名高祭など、行事や教育活動が中止、制限され、心を痛めた。伝統や校風を堅持し、地域の期待に応える教育活動の継承、飛躍を祈念したい」と謝辞を述べた。
第2部は生徒たちによる企画で、生徒代表の田中羅良さんが「これまで築いた伝統と校風とともに、魅力があふれ、愛される名寄高校にしていきたい。先輩の皆さんがさまざまな場で活躍しているように私たちも追いかけたい」と挨拶。
学校紹介では、名高祭が1950年からスタートし、今年3年ぶりに復活した「あんどん行列」は55年から始まったことなどを紹介した。
記念演奏会では、吹奏楽部員と卒業生とともに、プロサックス奏者の深田元晴さんがスペシャルゲストで出演。演奏を繰り広げてムードを盛り上げるとともに、今年、創部30周年を迎えた吹奏楽部の思い出も寄せた。
当時の校長に創部を反対される一方、創部1年目に全道高校吹奏楽部大会で金賞を獲得したことなどを語っていた。
名寄新聞2022年10月16日掲載 Web掲載日2022年10月24日
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る