ばんえい競馬の熱血おじさんin下川
今回は、ばんえい競馬の発展に貢献してきた、下川町共栄町在住の田中良一さん(2020年当時71歳)から馬との思い出を聞いた。(2020年に聞いた話)
田中さんは下川町上名寄出身。下川鉱山を退職後、32歳でばんえい競馬のクラブを始めた。5年間は旭川の知人と共に、30年間は一人で運営し、レース予想を会員へ提供した。
当時は帯広、北見、岩見沢、旭川の4市の競馬場で開催。田中さんは開催地で宿泊しながら、各コースの特徴を把握し、各競走馬のデータを蓄積・分析しながら、予想した。的中率は5割と高く、好評だったようだ。
1989年(平成元年)、鉄道廃止で払い下げになった上名寄の土地が、ばんえい競馬の200㍍コースにちょうど良い広さだったため、購入して馬のトレーニングセンターを開設した。
6、7月に名馬の多い帯広から2歳馬を、150から300万円で購入。練習を重ね、翌年の馬能力試験へ挑んだ。多いときは馬7、8頭を育成したそう。
ばんえい競馬の馬主会に所属し、理事や参与を20年務め、振興対策委員長として、ばんえい競馬発展へ尽力した。
ばんえい競馬は売り上げの減少で、帯広以外の3市が撤退。2007年から帯広単独の開催となった。田中さんたちは通年開催やナイター開催を訴えてきたが、帯広単独になったことで、積極的にアイデアを受け入れられるようになり、それらも実現した。
田中さんは2010年ごろ、上名寄のトレーニングコースを閉じた。5、6年間、馬を1頭のみ、帯広の田上厩舎(きゅうしゃ)に預けて所有し続けたが、2年前に馬主を辞めたそうだ。今は趣味でばんえい競馬を予想し、馬券を買って楽しんでいるようだ。
「ばんえい予想や、馬と生きてきたが年を取り、遠出は難しくなった。残念だが今は場外で楽しんでいる」と話す。
<今回は名寄新聞の2020年1月22日付掲載記事を基に再構成しました>
道北の求人情報
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
1級土木技術者
300,000円〜400,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
2級土木技術者
250,000円〜330,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(2級資格保持者)
240,000円〜330,000円
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
北海道名寄市東4条南9丁目4-9
変形労働時間制
左官工
168,000円〜306,600円
名寄新聞を購読希望の方は
名寄新聞 購読料のご案内通信員募集のお知らせ道北ネット ビジネスデータ トップページに戻る
愛馬と触れ合う園児たち
愛馬と触れ合う園児たち