【名寄市】
中学軟式野球クラブチーム「名寄ベースボールクラブ」（中村耕司代表）に所属する堀井大吉君（名寄中3年）、亀甲尚人君（同3年）、佐藤翼君（名寄東中3年）、西村拓真君（風連中3年）、山本洸輝君（下川中3年）の5人は、今月27日から広島県福山市で開催される「第33回瀬戸内少年軟式野球広島県交流大会」（福山市軟式野球連盟主催）に「北海道 sea north（シーノース）BBC」のメンバーとして出場する。
同クラブは、名寄市内や近郊の中学生を対象に、地域の野球力のレベルアップを担う選手育成が目的で、2019年4月に誕生。現在は名寄をはじめ、近隣自治体の中学生29人が所属。上川北部地域人材開発センター グラウンドを拠点に活動している。
北海道代表チームのメンバーとして同交流大会に出場する選手を選抜するためのセレクション（北海道チャンピオンシップ協会主催）が、7月18日に空知管内長沼町で開催。同クラブでも参加希望者を募り、堀井君（ピッチャー）、亀甲君（ショート）、佐藤君（ファースト）、西村君（センター）、山本君（サード）の5人が挑んだ。
セレクションでは、ベースランニングや遠投、ノック、バッティングなどがテストされ、5人は見事「sea north」のメンバー20人に選ばれた。北海道からはこの他、南北海道の「空知ベースボール」の2チームが代表として出場する。
新型コロナの影響により、一昨年は中止、昨年は北海道からの出場は辞退を余儀なくされ、名寄からは3年ぶりの出場となる。
交流大会は、中学3年生を主体としたチーム編成で、親睦交流や思い出作りなどを兼ねたもの。広島、山口など中国地方
中部地方の野球クラブチームを中心に32チームが出場。エブリイ福山市民球場、曙球場など7会場に分散し開催。
試合は、4チームずつ8グループ（グループ1～グループ4、グループ5～グループ8）に分かれての順位決定戦（トーナメント形式）に続き、各グループ1位の8チームがAクラス、2位Bクラス、3位Cクラス、4位Dクラスに分かれ対戦（トーナメント）し順位を決定する。
交流大会に向け、代表メンバーによる合宿が、7月20日に夕張で行われた他、週末を中心に沼田町での合同練習が計5回行われるなど、他チーム選手との連携を深めている。
大会に向け、亀甲君は「チームのために貢献できるよう頑張る」。
堀井君は「ピッチングだけでなく、バッティングもチームに貢献できるよう頑張る」。
佐藤君は「チームに貢献し、優勝できるようみんなで頑張る」。
西村君は「たくさん出塁し、勝利に貢献できるよう頑張る」。
山本君は「自分の武器である足の速さを生かし、勝利に貢献したい」と、Aクラス優勝を目指して抱負。
同クラブの坂東聖治監督は「大会では、日ごろ磨いているバッティングの成果を発揮してもらいたい」と5人の活躍に期待を込める。
名寄新聞2022年8月26日付掲載 Web掲載日2022年8月29日
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