1966年(昭和41年)3月29日 掲載 57年前の春 氷橋の通行に警告 下川では危うく助かったが…
冬期間の張りつめていた氷を利用した氷橋の通行は各地で見られるが、最近の暖気で氷が緩み始めたため、危険箇所が多くなった。
名寄川では氷橋を通行中の人が、氷が割れて川の中に転落し、危うくはい上がって命拾いするという事故もあり、名寄警察署でも今後は氷橋の通行は一切避けるよう警告を出している。
(記者からの一言)
氷橋とは、冬に凍結する河川で造成し、結氷して分厚くなった氷を路面として利用した橋のことである。
かつては橋が架かっている所が少なく、渡船が利用されていたが、冬場は河川が凍結して船が渡れないため、氷橋が設けられた。
しかし、春先になると気温が上がり、氷が割れて河川に転落する事故が発生していた。
この記事が掲載されたのは57年前の春だが、近年は温暖化の影響で春先でも暖かい日が多くなり、現在は3月に入ると河川の氷が解けていることも珍しくない。
※氷橋の詳しい説明については、こちらのサイトを参照してください。
Web掲載日2023年3月30日
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