市民が健康なまちづくりへ　明治安田生命と名寄市　「健康増進に関する連携協定」を締結

名寄市と明治安田生命保険相互会社による「健康増進に関する連携協定」の締結式が、13日午前11時から市役所名寄庁舎で行われた。今後は両者が連携して各種行事やイベントなどを開催し、市民に健康づくりの場を提供する。

同社では、全国の地方自治体などと連携協定を締結し、人の健康と豊かなまちづくりによる持続可能な社会の実現に向け、「みんなの健活プロジェクト」と「地元の元気プロジェクト」の2大プロジェクトを進めており、積極的に地域貢献活動に取り組んでいる。

今回の健康増進協定もその一環。同支社管内では芦別市と留萌市でも協定を締結しており、連携した各種取り組みを通して地域住民の健康増進や市民サービス向上を図るとともに、地域ニーズに迅速、適切に対応している。

名寄市との協定内容では、健康づくりやスポーツ振興、がん・生活習慣病、感染症対策などに関する取り組みを企画、実行していく。

締結式では、同社旭川支社の森元敦士支社長と加藤剛士市長が協定書にサイン。加藤市長は「市民のために健康に関する知見を還元していただけることを非常にうれしく思う」などと挨拶するとともに、同社による日ごろの地域づくり活動協力に感謝した。

森元支社長は、2大プロジェクトを通して健康への取り組みを強化していることを強調した上で、「支社一丸となって名寄市の健康寿命延伸に貢献できるよう、連携を密にしながら取り組みたい」と力強く抱負を語った。