夢破れた全線開業~旧国鉄美幸線の軌跡 美幸線の車窓(想像)から 山岳と牧場地帯を走り抜ける
全線開業は実現しなかったですが、もし全線開業していたら、車窓からはこのような風景が眺めることができただろう―と想像して記してみました。
初回は美幸線(美深~北見枝幸間、78.8km)です。開業・廃止区間(美深~仁宇布間、21.2km)、未成区間(仁宇布~北見枝幸間、57.6km)と並行している道路から見える光景にならっています。並行道路は道道49号美深雄武線(美深~仁宇布間)、道道120号美深中頓別線(仁宇布~歌登間)、道道12号枝幸音威子府線(歌登~北見枝幸間)に相当します。未成区間の駅予定地も紹介します。
列車は美深駅3番線(現存せず)を出発し、市街地を抜けると水田地帯に入り、東美深駅を経て、少し山間に入ったところで辺渓駅となる。
辺渓駅を過ぎると本格的な森林地帯となり、ペンケニウプ川やいくつかの沢の橋梁を渡ると、右手に高広の滝が見えてくる。しばらく走ると周囲が開け、仁宇布駅に到着する。ここまでが1964年(昭和39年)10月5日の部分開業区間である。
ここからは未成区間である。仁宇布駅を出ると、牧草地の中を走るが、やがて山岳地帯に突入し、黒岩トンネルで美深町と枝幸町の境界を越える。その後はフウレップ川を右手に走り、夏は深緑、秋には紅葉の美しさを堪能することもできる。第3・第2・第1礼文トンネルと連続し、山奥を走っていることが感じられる。
第3・第2大曲トンネル、北大曲トンネルを抜けると、今度は徳志別川に沿う。第1大曲トンネル、北見大曲駅を過ぎ、第2上徳志別トンネルをくぐり、徳志別川などの橋梁を渡ると再び景色が開ける。牧場地帯を通り抜けて上徳志別駅を経て、第1上徳志別トンネルを抜け、オフンタルマナイ川を渡ると、志美宇丹駅に到着する。
志美宇丹駅を出て、しばらくすると再び山間に入り、志美宇丹トンネルを抜けて辺毛内駅を経て、再び牧場地帯が続く。ペンケナイ川の橋梁を渡ると歌登の市街地に入り、歌登駅に到着する。
歌登駅を出ると、北見幌別川の橋梁を渡り、その後は北見幌別川との渓谷地帯や歌登トンネルを抜け、下幌別駅を過ぎて原野をたどると、オホーツク海が見えるようになる。南枝幸信号場では興浜線(興部~浜頓別間。雄武~北見枝幸間は未成)と合流する。枝幸の市街地に入ると高架橋を走り、市街地を眺めながら北見枝幸駅に到着する。
道北の求人情報
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株式会社 近藤組
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北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
変形労働時間制
舗装技術者(1級資格保持者)
300,000円〜380,000円
北海道上川郡和寒町字三笠99番地
株式会社 近藤組
上川管内の作業所
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北海道名寄市東4条南9丁目4-9
大沼左官工業 株式会社
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