2006年(平成18年)3月26日、28日 掲載 名寄市と風連町の閉庁式 百余年の歴史に幕閉じる 旗降納し別れ惜しむ 新市に向け決意新た 新「名寄市」の歴史が幕開け 道北中核都市へ努力 両庁舎で記念セレモニー 開市式と開庁式
風連町と名寄市の合併による新「名寄市」の開市式と開庁式が2006年(平成18年)3月27日、名寄市役所名寄庁舎前で行われた。旧名寄市と旧風連町がなくなった寂しさは残るものの、それ以上に新市のまちづくりに向け希望や期待は大きく、新「名寄市」の誕生を祝福した。
(記者からの一言)
この自治体合併は「対等合併」で、厳しい財政運営などを考慮し、名寄市役所と風連町役場の両庁舎を有効活用し、名寄と風連の住民がともに手を取り合いながら、新「名寄市」としての第一歩を踏み出した。
しかし、旧風連町では、さまざまな面で旧名寄市に吸収されることを懸念する住民たちもいるが、現在は共通理解や交流が深まっていると思う。
合併当時(2006年2月末時点)の人口は3万1846人いたが、現在(2023年2月末時点)は2万5937人となり、5909人、18.5%減少。少子高齢化に伴う自然減や都市部に流出する社会減の影響が大きく、まちづくりの課題は山積している。
Web掲載日2023年3月23日
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