このコーナーでは、道北にまつわる「人・事」をご紹介します。 移住話や、マニアックな趣味など、あらゆるジャンルの方々にインタビューしていきます!
「HITO koto」人物紹介コーナーの第2回目ゲストとして登場していただくのは 道北枝幸町出身、現在札幌市で大注目のスパイス調理店を営む三田 洋祐シェフに登場していただきます! なんと!三田シェフには、当サイト、道北ネット内で10月より月一回、料理レシピコーナーを担当していただける事になりました! 本格スパイスカレーの作り方や、いつもの料理にひと工夫するだけで「お店の味に近づける」マル秘テクニックなど紹介していただきます!
profile 三田 洋祐 Yosuke Mita 枝幸郡枝幸町生まれ 1986年5月15日 現36歳 座右の銘 「魚心あれば水心」 スパイスの穴ムジナ 〒064-0805 札幌市中央区南5条西13丁目2-27
誰もが一つは持っておきたい隠れ家レストラン そんな「隠れ家」という言葉がピッタリな「スパイスの穴ムジナ」まだ外は明るいが都会の住宅街でポツンと灯るともし火のよう電灯が「穴」へと私を誘う。
スパイスのいい薫りにつつまれた店内には魅力的なモノたちがずらり。 模様の浮かび上がる壁面は古代文明の洞窟を思わせる。
店主の三田 洋祐シェフ。北海道枝幸町の出身。 優しい雰囲気の中にも様々な経験を乗り越えたタフさが香り立つ。
スパイスだけで料理ができるわけではない。 三田シェフの丁寧な仕込みがあってこそ、スパイスと融合した食材たちは魔法にかけられていく。
様々なイベントに引っ張りだこの「スパイスの穴ムジナ」長距離を移動して料理を届けることもあるそうだ。以前訪問先のお客様たちにドッキリを仕掛けられ、大いに動揺したと笑いながら話す。 そんなお茶目なエピソードをカウンター越しに聞いているとつくづく三田シェフが多くの人に愛されている理由がよくわかる。
古物やアンティークを扱うお店で働いていた経歴もある三田シェフ、店内のあちこちにシェフが選んだ「モノ」は、われわれの目を引きつけて離さない。 三田シェフに『最近印象的な個展などありましたか?』と尋ねると、「京都のブライアン・イーノの“The Ship”は別格でしたね」と語る。
料理人とは別にDJとしての顔も持つ三田シェフ。 スピーカーから流れる心地よい音と、スパイスの香りが混ざり合う、摩訶不思議な調和感。
カウンターの向こうで淡々とナスの下拵えをしていた三田シェフ。 おまかせ料理をもらいながら、談笑していたところに出てきたのは輝くグラタン。 ナスの旨味と柔らかな甘さが舌に巻き付くように美味い。
フランスはアルザス地方、サンズ・オブ・ワインの一本。 スペインのヴェルデホというブドウを使って作られた、ヴァンナチュール(自然派ワイン)を注ぎながら… 「これは樹齢150年を超える老木から取れたぶどうで作っていて…」 シェフの優しい声がこの一本のストーリーを伝えてくれる。
穏やかな、静かな場所で、落ち着きを纏ったこの穴場の主人は、何も押し付けず、私たちを惹きつける。 この札幌の地で、洞穴は、新たなムジナの来訪を待っている。
スパイスの穴ムジナ 三田 洋祐(Yosuke Mita) 〒064-0805 札幌市中央区南5条西13丁目2-27 電話:090−9512−3401 Instagram:https://www.instagram.com/spice_no_ana/ Twitter:https://twitter.com/mujina_no_ana
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