愛馬に乗って花見の旅
今回は2019年5月、愛馬ハナに乗って往復25kmの花見の旅の話。道北下川町の桜のシーズンは5月中旬なのです。 5月12日、愛馬ハナ(ドサンコ)に乗って、下川町三の橋から町内班渓の一本桜まで往復25km程度を走り、花見を楽しんだ。
一本桜は樹齢90年以上の大きなエゾヤマザクラ。町内班渓の酪農家・武藤寅二さん、ミエさん夫妻の高台牧草地にあり、老いて所々の枝が枯れていても、きれいな桃色の花を咲かせ、見る人々に元気を与えている。五味温泉体験の森に隣接し、森の散策路から眺める人も多い。
ハナに乗って三の橋を出発し、妻が自転車で付き添って、道中のふん拾いなどをサポート。(その後一人でふん拾いできる方法を編み出すがこのときは同行してくださる方にサポートしていただいていた。)市街地(ターミナルロード)を抜けてスキー場の坂を上り、町道を走って、班渓の山道や川を渡り、武藤さんの高台の牧草地へと向かった。
高台に出ると徐々に大きな桜が顔を出し、周辺の山脈や森林、広大な牧草地と共に映る。桜の下で花見をしている武藤家の皆さんに出迎えていただき、交流を深めた。
帰路の途中、武藤さんの家にも立ち寄り、ハナは牛舎前で乾燥草と水をいただきながら休憩。牛たちが一斉にハナの方へ顔を向け、興味津々に眺めていたのが面白かった。ハナも牛が気になる様子だった。
充実したハナと妻との日帰り旅になり、武藤家の皆さん、ハナ、妻に感謝の気持ちでいっぱい。
<今回は名寄新聞の2019年6月3日付掲載記事を基に再構成しました>
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(筆者・下川支局の小峰が馬を飼う理由、この連載の趣旨についてはこちら)
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