三浦、佐久間、松永さんJr.カーリング女子日本代表に、名寄協会チームは日本強化指定受ける

【名寄市】

名寄カーリング協会女子ジュニアチームの三浦由唯菜さん（名寄高校3年）、佐久間優名さん（同）、松永愛唯さん（旭川西高校3年）の3人が、来年2月開催の世界ジュニア（21歳以下）カーリング選手権の女子日本代表メンバーに選ばれた。また、この3人と高橋佑奈さん（札幌スイーツ＆カフェ専門学校1年）の4人で活動している同チームが日本協会の強化指定を受けた。

毎年2月に開催の世界選手権に出場する女子日本代表チームは、11月開催の日本選手権優勝チームとなっていた。

しかし、日本選手権の開催が３月に変更となり、世界選手権に出場する代表チーム選考が間に合わないため、今シーズンについては日本協会が代表選手5人を選考することに。

公募する形とし、応募者の中から代表選手を選考するための合宿を、4月27日から5月1日まで北見市で開催。名寄の3人も選考合宿に応募し、参加者15人の中から選ばれ、代表メンバーに決まった。高橋さんは高校卒業、進学のタイミングだったため、選考合宿への応募を断念した。

この3人を含めた代表メンバーの5人は今後、来年の世界選手権に向け、9月からの国内外遠征を通してスキルを磨く。

また、この3人と高橋さんの4人による名寄協会チームが、日本協会の強化指定チームに選ばれた。この4人は小学生時代から「ＪＪクレッシェンド」として活動し、道内外の各種大会で活躍。

昨年の日本選手権では、決勝戦で惜しくも敗れ、世界選手権出場に一歩届かなかったものの、準優勝という実績などが高く評価されての強化指定だ。

4人は今後、個人トレーニングや合宿によるチーム練習を重ね、来年の日本選手権優勝、再来年の世界選手権出場を目指す。

三浦さんは、今年2月の世界選手権に代表監督の推薦で出場して優勝した実績のある選手で、「選考合宿で選ばれなかった選手の分もしっかり練習して結果を出せるよう頑張りたい」。協会チームの指定については「来年3月までしっかりと準備し、昨シーズンよりもレベルアップしてより高い結果を目指したい」と目標を話す。

佐久間さんは「多くの選手の中から選ばれた責任を感じながら大会に向けてトレーニングしたい」。チーム指定では「再来年の世界選手権出場に向け、しっかりと課題に取り組んでトレーニングし、優勝を目標に努力したい」。

松永さんは「日本代表は初めての経験となるので、他の選手からの刺激を受けながらトレーニングして大会に臨みたい」。チーム指定で「まずは来年の日本選手権で優勝できるよう強化したい」。

高橋さんは「チームを応援してくれる人たちのためにも、『世界選手権優勝』という目標達成に向けて頑張りたい」と抱負を話す。

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名寄新聞2022年8月14日付掲載　Web掲載日2022年8月22日

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